破壊 ページ31
「ジャグラー」
［アタックファンクション：フルパワーハッシュ］
リュウンの一声で、操作無しにファンクション発動。
次々とドアを壊していくジャグラーを、一同、あっけにとられてみていた。
「ジャグラー…まるでＬＢＸじゃないみたい…」
ランが思わず呟くと、リュウンは表情のない声で言った。
「そうね…プログラム改造したから」
「プログラムだけでこんなに変わっちゃうの！？」
「…うん」
無機質な声で頷いたリュウンは、次々と扉を破壊させてゆく。
(リュウンさんの魂がないみたい…)
ヒロの率直に抱いた感想だった。
(魂っていうより…そう、心が…)
実際その通りだと言ってもよかった。
「…もうすぐユウヤ達に会えるよ」
「バン君」
ジンが走りながら、バンに問い掛ける。
その声は、息切れもせず、震えもしていなかった。
「何、ジン…」
「君は知っているんだろう。―――が、…居ることを」
数メートル前を、自分達の自由を解放してくれた赤の怪物が、先導するかのように走っていく。
ジンはそれを真っ直ぐに見据えて、確信した眼をしていた。
バンはそんなジンを見て、ため息をつく。
「…はぁ…ほんとジンはそういうところ鋭いんだよなぁ」
「“あれ”が渡してくれたこの円盤形の武器…トリトーンの駆動系バランスや、反応速度を全て考慮して作られている。いくらサイバーランス社だろうと、そんなことは出来ない」
だが一つ解せないのは、とジンは呟いた。
「あの怪物が…―――のモノなのだろうか…、…何故あんなに禍々しいモノを」
「…確かに。リュウンちゃんらしくない」
目の前を走るその赤い怪物は、ドラゴン。
今にも火を吹きそうな機械ドラゴンだ。
「―――は、このフューチャーホープ号に居る。さすがに僕が気付いていないとは思っていないだろう」
「…とにかく進もう、ジン。全てが終わったら、仲直りできるよ」
「…、…―――」
二人の足音は、コックピットに続く先に、消えてゆく―――。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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リューン放浪Ｖｅｒ． - 暇だよー（（ ←明日模試で、それ以前の問題受験生 (2013年1月12日 19時) (
レス) id: 490eaa9965 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - テスト終わって調子に乗ってる中三が此処に← テストの点は、無かったことに…。 (2012年11月25日 10時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - ユリさん» テスト前の受験生のくせして堂々と親の前でネットをやっているリューン…大丈夫なのだろうか？ (2012年11月17日 17時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - そうだね…←勉強しろよ！（奇跡的に今日来れたので調子に乗ってるやつがここに。 (2012年11月11日 17時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - リューン受験Ver.さん» そうですねぇ…ただ身体に悪いんであんまりしないでくださいね＾＾（←お前が言うか) (2012年11月11日 16時) (レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2012年9月14日 19時
