外は ページ47
翌日のこと。
イギリスにそのまま一泊して、今現在山野博士の部屋。
「…そうか。では、彼女は置いていくということだね？」
準一郎が確認すると、一同は頷いた。
「彼女を、ここから出さないでほしいんです…僕たちが来るまで」
そう言ったのはジンだった。
「…外はまだ、危険だ」
「私もここにいなければならない。…ならば、私の知っている全ての情報を出そう」
一番大きなディスプレイに、一つの画像が出る。
「通信衛星と称した、宇宙軍事基地、『パラダイス』の話はしただろう」
その画像にうつっているのは、ごく普通の通信衛星…いや、これが「パラダイス」…宇宙軍事基地。
「そしてこれが、そのパラダイスを操っているコンピュータのある、タンカー…」
“フューチャーホープ号”
何枚もの設計図が出てきた。
巨大なタンカーである。
「ここにあるコンピュータを…止めればいいって事？」
バンが言い、準一郎は頷いた。
「まずは何とかして乗り込まなければならない。全ての操作をＬＢＸで行うのは、不可能に近い」
「ダックシャトルで乗り付ければいいんじゃないですか？」
「その通り」
わあ、とヒロが嬉しそうに髪をピコピコと揺らす。
「まるで敵の基地に変形戦闘機で乗り込む、○□マンです！！」
「ヒロ、ワケわかんないわよ」
冷静に言うジェシカ。
「じゃあ、とにかく早くそれを止めないと！」
「期待している」
準一郎が頷き、一行はダックシャトルに乗り込んだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リューン受験Ver.(プロフ) - 出そうと思い始めた…。結局沿うんだね、微妙に…。 (2012年9月29日 10時) (
レス) id: 8a68ee0a75 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - ＹＥＳ。でも、出方は微妙…。 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 8a68ee0a75 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - ううん…がんばる。 (2012年9月16日 10時) (レス) id: 8a68ee0a75 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - 受験、やばいなぁ…。 (2012年9月16日 9時) (レス) id: 8a68ee0a75 (このIDを非表示/違反報告)
緋櫻遥輝@裏暗(プロフ) - リューン受験Ver.さん» 続編早い！！23話…ww絶対出来ないなwwそして受験頑張って！！ (2012年9月14日 21時) (レス) id: c54c430afd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2012年8月31日 14時
