サッカー部のプリンスの気持ち [S×O/番外編] (ページ9)

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。

俺が屋上着くと
ちょうどあなたが屋上を出ようとしていた所だった。

この機会を逃したら
また次いつ話しかけれるかわからねぇ…

緊張しながらあなたに話しかけた。

｢ども！初めまして、かな？｣

ちょっと眉をひそめるあなた。

｢ねえ、俺と友達になんない？

…智くん。｣

｢！！｣

俺がそう呼ぶとびっくりした顔をしたあと
明らかに嫌そうな顔をして

｢その呼び方辞めてもらえますか？

気の許している人以外に下の名前で呼ばれたくないんで。

それより、貴方は誰なんですか。｣

って言われた。

俺、いま灰になって無いよね？
存在してるよね？

色々ダメージ食らったんだけど、え？

｢あれ？俺の事知らない？｣

本当に知らないのか探りを入れる。

｢知りたくもありませんし

まず、興味ありません。｣

はい俺、戦闘不能ー！
なんかもう立ち直れない気がする…

｢そっ…か。

俺の名前は櫻井翔。
サッカー部のエースやってまーす。｣

戦闘不能状態でも自己紹介しとかないとね。

とりあえず覚えといて貰わないと、
話にならないし…

ね…？