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「Aちゃん…?」
急に名前を呼ばれ周りをきょろきょろと見回した。
そうしたら後ろに
「え、えぐ……ち………さん?」
「やっぱりAちゃん!こんなところでこんな時間に何してるの!」
江口さんはマスクを顎にかけながらも驚いた顔で私を見て、
少し納得したような顔をする。
それは私の横にお酒の缶が置いてあるから。
「横、座ってもいい?」
「えっ、あっ、はい。すみませんよけます!!」
急いで開いた缶をずらして、ベンチを手で払う。
「ははは(笑)ありがとう(笑)」
楽しそうに笑いながら座った江口さん。
俺も飲もっとと口にして缶ビールを袋から出し、そのまま片手で開けた。
手が大きいとそんなことも出来ちゃうんだ…。
横並びで座ると足がとっても長くて、私のと比べると子供と大人くらい違う。
「江口さん、とっても足が長いですね。」
「ほんと?ありがとう。」
江口さんは足を見ておしゃれなスニーカーをパタパタと左右に揺らした。
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serena(プロフ) - えーすさん» えーすさんいつもありがとうございます!コメントとっても励みになってます(;;)ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年7月9日 14時) (レス) id: 41fe9ce1f3 (このIDを非表示/違反報告)
serena(プロフ) - 織さん» はじめまして!コメントありがとうございます(*^^)移行後もよろしくお願いします!! (2020年7月9日 14時) (レス) id: 41fe9ce1f3 (このIDを非表示/違反報告)
えーす - 移行おめでとうございます!更新沢山で嬉しいです! 2も楽しみにしてます! (2020年7月9日 14時) (レス) id: 97261e3b8e (このIDを非表示/違反報告)
織 - 移行おめでとうございます! (2020年7月9日 14時) (レス) id: 7b7635e96d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:serena | 作成日時:2020年7月9日 13時