331 ページ43
-すばるSIDE-
とにかく、Aに連絡せなあかん。
まだ家の周りを記者がうろついてる可能性がある。
何日か前にAにマンションの前で声を、掛けてきたやつが怪しい。
多分、記者やろな､､
気が重いまんま、向かったのはスタジオ。
幸い、楽屋はまだ誰も来てへんかったからAに電話をかけた。
す『もしもし？』
「はぁい？」
す『あんな、明日おれらの記事でんねん』
「は？」
なるべく、何でもないことのように平静を装った声でゆっくり話した。
す『あんな、週刊誌にな撮られてん。おれとAの写真』
「…」
返事がない、理解できたんやろか､､
す『A？大丈夫か？』
「え、あの､､」
す『うん、あのな、おれとお前の記事がなのんねん』
「…うん」
す『でな、』
ガチャって音がして振り返ると、ヨコが入ってきた。
軽く手を上げて挨拶して、Aにゆっくり話した。
す『でな、まだ記者が家の周りうろついてるかもしらんから今日は家から出んとき、な？買い物とかもう行ったん？』
「ま、だ､､」
めっちゃ動揺してるやん､､
側におったら、抱きしめて安心さしてやれたのに､､
電話の向こうから、ぐすぐす鼻をすする音がする。
す『泣かんでええの、大丈夫やから。な？』
「んっ…」
す『今日、はよ帰るからそんときまた話ししよ、な？』
す『そんな心配することやあらへんて』
「ん､､」
次々にメンバーが楽屋に入ってきた。
これ以上、話しするわけにいかんから
す『ほな、切るで？大丈夫か？』
「だいじょ、ぶ…」
泣き声混じりの返事を聞こえた。
全然、大丈夫そうやないけど仕方ない。
何かに気づいたヨコがこっち見てるし。
す『帰る前にまた連絡するな』
いきなりのことで戸惑っているやろうAのことが心配やったけど、電話を切った。
横「すばる？どないしたん？」
ヨコだけやない、集まってたメンバーみんなが心配そうにおれを見てた。
大「Aちゃん具合悪いん？」
記事のことは、迷惑掛けてまうやろからメンバーには話そう思ってた。
す『明日のな、週刊誌におれ載んねん』
村「撮られたんか？Aも」
す『一緒のとことな、Aだけが撮られたやつもあんねん』
さっき事務所で貰った記事のコピーをみんなの前に広げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 418人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
