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その目はどこか遠くを見ていて、沈黙が耐えれなかった。
「ごめん、ね？」
す『ん、？あぁ、もう飲み過ぎたらあかんで』
そう言って、グラスに残っていたビールを飲み干してほとんど溶けてしまってたアイスを食べ終えると
す『寝るで』
まだアイスを食べてた私を置いて、洗面台へ行ってしまった。
その態度は、さっきまでのお風呂に入っていたときのものとは違って私は泣きそうになった。
怒らしちゃったかな､､
外であんま飲んだらだめだって言われてたのに、酔っ払っただなんて。
すばるさんが、お仕事頑張ってるときに。
何やってんだろ、私。
のろのろアイスを食べていたら、歯磨きを終えたすばるさんが
す『まだ食ってんの？はよ寝るで』
そう言って寝室に入っていった。
せっかく一緒にいられる時間なのに、怒らしちゃった､､
本格的に悲しくなった。
涙がこぼれそうになるのを堪えて、寝室へ行くとすばるさんはいつも私が眠る方に背中を向けて眠っていた。
また涙がこぼれそうになったけど、静かにすばるさんを起こさないように静かに布団に入った。
背中を見るのは寂しいから、私もすばるさんに背中を向けた。
明日の朝には、ちゃんと謝ろう､､
ぎゅっと固く目を瞑ったときだった、後ろからふわっと抱きしめられた。
す『ごめん、』
「え､､？」
いきなりのすばるさんからの謝罪に、訳がわからず戸惑っていると
す『ちょっと妬いた』
思ってもいなかった言葉が返ってきた。
嬉しくなって、くるりと体をひっくり返してすばるさんに抱きついた。
「すばるさんお仕事なのに、酔っ払ってごめんね」
す『それは別にかまへんけど、でもやっぱり酔っ払ったAはあいつらに見せたくない』
そうきっぱり言った顔は、めちゃくちゃかっこよくて見惚れてしまった。
「…かっこいい」
す『なんやねん(笑)』
「好き」
す『知ってる(笑)』
「怒らしちゃったかなって思った」
す『ごめん』
私を腕の中に閉じ込めて、ゆっくり頭や背中を撫でてくれるその手はいつでも私を安心させてくれる。
やっぱり、すばるさんの腕の中は心地良い。
私だけの特別な場所。
「3人ともかっこいいけど、1番はすばるさんだし。すばるさんが好きなの」
す『ふふっ(笑)』
見上げたすばるさんの顔は優しく笑っていた。
す『あ、おれも謝らなあかんことある』
「なによ？」
す『肉まん忘れたわ』
「ええーっ、楽しみにしてたのにっ」
す『これで許して(笑)』
唇にちゅっと小さくキスをした。
「仕方ないなぁ(笑)」
そう答えると、また優しいキスが唇に降りてきた。
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
