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「すばゆさんに会いたい､､」
小さな声でポツリと溢した、いつも笑顔のAちゃんの本音。
今、映画の撮影やなんやで忙しい渋やん。
昨日も大阪から戻って収録して、終わったのはもう深夜やった。
今朝も大阪で撮影で、明日は大阪で収録やからそのまま泊まりやって言うてたもんな。
あんま家におらへんのやろう。
寂しいよな、Aちゃん。
大「Aちゃん寂しいなぁ､､」
おーくらが大きな手でAちゃんの頭を撫でた。
腕を掴んだままの横ちょは、その手をすっと離してゆっくり背中を擦ってあげていた。
今度は心配そうな顔して。
横「すばる明日は帰ってくるで？」
「いっちょにゆっくりおふろに入りたい､､」
自分で涙をぐいっと拭ったAちゃんは、目の前にあったビールを一気に流し込んだ。
「ぬるーい(笑)」
まだ少し涙の残したまま、俺らの前で笑っておどけてみせた。
そんなAちゃんを、何とも言われへん顔して見つめる横ちょ。
そして、そんな横ちょをこちらも何とも言われへん顔して見つめる先輩。
なんも気づいてへんのか、おーくらだけが
大「Aちゃんっ！俺とお風呂入ろっ！ゆっくり一緒に入ったるで(笑)」
いつもの気持ちのいい笑い声で、この場を和ませてくれてた。
お開きの時間になって、酔っ払ってるおーくらをタクシーに放りこんで、先輩もタクシーに乗せて見送った。
先輩は、最後まで笑顔で
笠「きみたかさん、Aちゃんお願いね？」
って、ほんまは嫌やろうにそう言った。
なんや、先輩ええ女やん。
よそ見ばっかりしとる横ちょには、勿体無いわ。
それから、横ちょとAちゃんを送って行くことに。
渋やんのマンションに着くと、半分眠ってしまってるAちゃんを横ちょがおんぶした。
部屋の中は、もうすっかり渋やんとAちゃん2人のお家。
そっか、もう何年も一緒に住んでんねんもんな。
あっ！俺があげたディフューザー置いてくれてるやーん♪
横ちょの背中で眠ってしまったAちゃんを、横ちょがベッドに寝かしに行ってくれた。
俺はその間にトイレを借りて、用を済ましてリビングに戻っても横ちょはおらんかった。
少し開いてた寝室を覗いたら、眠ってるAちゃんに横ちょがキスしてた。
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
