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元旦と2日は福岡でライブがあって、すばるさんは3日に実家へ戻る。
私もそれに合わせて、すばるさんの実家へ行くことになった。
初売りで賑わう百貨店で、実家に持っていくお土産を買った。
2泊の予定だから、ピンクのスーツケースに荷物をまとめる。
す『明日、大阪に何時ごろ着くん？』
「えと、12時半くらいだったかな？」
す『おれ、それよりちょっと遅いくらいやから空港で待っとって』
「りょーかい」
黒のボートネックのニットに膝丈のピンクのスカートを合わせて、アクセサリーはすばるさんに貰ったお花のピアスと指輪を合わせた。
寒いから分厚いタイツは外せない。
それにレースアップのパンプス、太めのヒールだから歩いても痛くなくてお気入り。
去年、初めてすばるさんのご家族にお会いしてから会うのは久しぶりで緊張する。
すばるさんを待つ間、空港内のお店をぷらぷら見て回る。
美味しそうなお漬物があって、試食させてもらうとこれまたおいしい。
帰りに買ってかえろ。
お土産も関西色強めのパッケージが並んでて、見ているだけで楽しい。
携帯が鳴って、すばるさんの到着を知らせてくれた。
す『おう』
「お疲れさまっ」
すばるさんは、まだ眠たそう。
昨日、遅くまで飲んでたのかな？
タクシーに乗り込んで、いざすばるさんの実家へ。
す『なにそれ？』
私の持っている紙袋が気になるみたい。
「お土産だよ、こっちがすばるさんの実家に渡すのとお兄さんちの分。あと、これ姪っ子ちゃんに」
まだ学生の姪っ子ちゃんに、家族ではない私がお年玉をあげるのはちょっと違うかなと思ったけど何かプレゼントしたくてポーチを買った。
す『気使わんでええのに』
「私がしたいからいいのっ」
す『ん』
すばるさんは、ちょっと嬉しそうに笑ってくれてまだタクシーの中なのに私の手を握ってくれた。
す『また緊張してるやん(笑)』
タクシーを降りて、今はすばるさんの実家のマンションのエントランス。
緊張しすぎて、なかなか足が前に進まない私。
すばるさんは、私の気持ちが落ち着くのをじっと待ってくれている。
「緊張、するもん､､」
す『大丈夫やって(笑)』
「ゔー」
す『ほれ、行くで』
片手に私のピンクのスーツケースを引いて、もう片方の手は私と繋いでくれた。
すばるさんと手を繋ぐだけで、落ち着くなんてやっぱり私って単純(笑)
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
