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-笠原SIDE-
きみたかさんと一緒にお店に来たのは、大倉さんと安田さん。
びっくりして、きみたかさんの方を見ると小さくごめん、ってしてた。
合流するなり、Aちゃんと大倉さんと安田さんは楽しそうに喋ってる。
2人ともAちゃんの顔をのぞき込んで、目を細めて笑ってた。
横「すまんな。ゆきこと電話しとったの聞いてたみたいで、あいつらも来るってきかんくて」
苦笑いするきみたかさん。
今日も掛けてる、最近お気に入りのその眼鏡。
笠「ううん、大丈夫。Aちゃんも嬉しそうだし(笑)あっ、またその眼鏡掛けてる〜、お気に入りだね」
横「あぁ、まぁな。かけやすいねん、これ」
嬉しそうに、はにかむその顔。
すごく、好き。
胸がきゅっとなる。
笠「Aちゃんセンスいいもんねっ」
そう、そのべっ甲のフレームのそれはきみたかさんの誕生日にAちゃんがプレゼントしたもの。
それを気に入って、最近よく身に着けているきみたかさんの思いは私にはわからない。
小さく溜息を落とし、隣にいるきみたかさんの視線の先はやっぱりAちゃん。
Aちゃんを羨ましいと思う気持ちは、未だに私の中に燻っていて、でもそれは前にみたいな黒いものじゃなくて(黒さはまだ多少あるけど…)、私もAちゃんみたいに認められる存在になりたい、そう思った。
いつもは、こういうメンバーさんと一緒のときでも私はきみたかさんの隣から離れない。
でも、今日は頑張ってみよう、、
自然な感じで、あのわちゃわちゃに混ざろう、うん。
大「Aちゃん、すばるくんの髪型もう見慣れた？」
「うん、なんとか(笑)」
笠「Aちゃん、すばるさんの髪の毛乾かせなくなった〜って寂しそうにしてたよね？」
大「えっ？すばるくんの髪の毛乾かしてたん？」
ちょっとお酒が入って、ほんのりピンク色になったAちゃんは
「ゆきこさんっ、それ内緒っ」
ちょっと拗ねたその顔でこちらを見て、ほんとかわいい。
安「渋やん幸せもんやなぁ〜、先輩は横ちょの髪乾かしてあげへんの？」
ほわんとした口調の安田さんが、首を傾げてこちらを向いていた。
笠「えー、、」
どうしようと思って、きみたかさんの方を見ると真っ赤な顔して手で大きくバツを作ってる。
笠「うふふ(笑)内緒ですー」
安「なんやねーん(笑)」
ああ、何だか今日は楽しい。
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
