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すばるさんが、髪を切った。
それはもう、後ろ姿別人(笑)
「髪がない〜(笑)」
す『髪の毛はあるわっ』
それからすぐ、映画がクランクインしてすばるさんはめちゃくちゃ忙しくなった。
映画の撮影は大阪で、家をあけることも増えた。
すばるさんがいない間は、もちろん私は暇でゆきこさんと遊ぼうにも彼女も忙しい。
仕事もしていない私の最近の楽しみは、散歩。
カバンに財布と携帯と文庫本を入れて、カフェ探しの散歩を毎日楽しんでいる。
今日もトコトコ歩いて、いい感じのカフェを見つけてそこに入る。
めっちゃかわいい､､
緑がたくさんな店内は座り心地の良さそうな椅子に、ふんわりした色合いの壁紙がいい感じ。
一人がけのゆったりとした椅子に腰を掛け、アイスコーヒーを頼んだ。
笑顔が素敵な店員さんが持ってきてくれたのは、私好みの深入り豆を使った少し濃いめのアイスコーヒー。
おいし､､
お店の奥の方に置かれたレコードプレーヤーから、小さな目のボリュームで音楽がかけられている。
じっとレコードプレーヤーを見ていると、マスターかな？白髪混じりの男性が声をかけてくれた。
マスター「いいでしょ？レコードプレーヤー」
「うちにもあるんです」
そう答えると、ぱあっと笑顔になったマスター。
マスター「へぇ、いい趣味ですね(笑)」
「ふふふ(笑)」
それから、少しお話をしていると別のお客さんが来たりして私は持ってきた単行本に熱中していた。
一段落したところで、本を閉じて残っていたアイスコーヒーを飲み干した。
外はもう、陽が落ちかけていた。
洗濯物入れなきゃ､､
立ち上がり、お会計をする私にマスターが
マスター「またのご来店お待ちしてます」
と、にっこり笑ってくれた。
その言葉に、頷いて私は家に帰った。
それから、何度か通ったそのカフェはもう私のお気に入りの場所になった。
そんな、ある日“アルバイト募集”の張り紙を見つけた。
「マスター、これって？」
マスター「ああ、それ？この間まで主婦の子が入っててくれてたんだけどねー、おめでたでつわりが酷くてやめちゃったんだ」
「そうなんですか､､」
マスター「お姉さん、どう(笑)？」
「嬉しいお話しなんですけど、ちょっと相談してみますっ」
マスター「うんうん、旦那さんとよく相談してみて」
「旦那さん､､」
マスター「あれ？結婚してるんじゃないの？ほら」
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
