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-すばるSIDE-
色んな感情をぶつけるように、激しく打ち付ける度に揺れるAの体。
蒸気した赤い頬も、おれの指に絡まった細い指も、短く吐き出す息も全てが愛おしい。
どんなに一緒の時を過ごしても、どんなに肌を合わせても、おれの中のAを欲する欲はおさまらへん､､
むしろ加速していく…。
大きくグラインドして打ち付けると、それと同時にAからあがる声にならない声がまたおれを加速させていく。
溶けてしまいそうに熱いそこは、気を緩めると全てを持っていかれそうや。
おれはぎゅっと目を閉じて、長く息を吐いてまた動き出した。
「んっ…やっ」
繋いでた手を離して、Aの背中に入れぐっと抱き起こした。
おれの膝の上にのせると、予想外のところに当たったみたいでAの体が大きく跳ねた。
くたりと、体の力が抜けておれにもたれかかるAの体をキツく抱きしめておれも同じ場所へ歩みをすすめるように動きを加速させる。
「やっ…まっ、て…」
す『待たれへん､､』
振り落とされんように、必死におれの首にしがみつくAの腕の力は弱々しい。
一際、大きく突き上げておれは薄い膜の中に全部を吐き出した。
いつもはAを抱いたあとは、すぐ寝てまうのに今日は寝られへん。
隣には行為のあと、気を失うように眠ってしまったA。
普段から少し幼顔のA。
寝顔はさらに幼くて、少し開いた口から漏れる寝息がまたかわいい。
あー明日から1人か､､
旅行くらい気持ちよく行かしたりたいのに、それができひんおれ。
Aがおれが知らんとこで、笑ってんのも息してんのも嫌やねん。
“Aの全部、おれが知っときたい”やなんて重すぎるAへの独占欲に、自分でも呆れる。
けど、しゃーないやん。
ほんまに好きなんやもん。
できることなら、閉じ込めてしまいたいねんもん。
そんなこと、できひんことくらいわかってる。
だから、おれの知ってる世界の中だけで生きていてほしい。
おれが把握できんとこには、行かんでほしい。
おれ、ほんまヤバい奴やんな､､
自嘲めいた思いが頭ん中かけめぐって、眠れそうにない。
隣で眠るAの頬をそっと撫でると、少し目が開いてふにゃって笑った。
「ねむれ、ないの？」
そう言って、おれを自分の腕の中に閉じ込めておでこにちゅっとキスをした。
「寝なきゃ、明日しんどいよ？」
背中をゆっくり撫でる手、Aの心臓の音。
あぁ、やっと眠れそうや､､
明日は気持ちよく、行ってらっしゃいって言うたろ…そう心に決めて､､
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ssiooRi(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます☆DEMOは嬉しい贈り物でしたね(^^)また更新しましたら、お付き合いください。 (2019年8月11日 18時) (
レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
ssiooRi(プロフ) - まいこさん» ありがとうございます☆のろのろ更新ですが、またよろしくお願いします。 (2019年8月11日 17時) (レス) id: 53c5fb00c0 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。更新楽しみに待ってます！私もDEMO聴きながら毎日を過ごしてます。お話楽しかったです！ (2019年8月11日 5時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ - こちらの小説大好きです。いつも更新を心待ちにしています！ (2019年8月11日 2時) (レス) id: 2605220462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ssiooRi | 作成日時：2019年2月11日 20時
