白澤様、兎に戻してください…！【鬼灯の冷徹】

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地獄は今日も活気に溢れてるなぁ…

あ、どうもAです。

兎から人間に変わってしまってから数時間。
あまりに冷静なので皆さん不審に思っていると思います。

でも、考えて頂きたい…

夢小説の夢主ってそんなものでは…？←

突然トリップしても現実を受け止めるのが早いでしょ？←

あ、すみません。

とりあえず、私が冷静にならないと話が進まないのでこのまま行きますね。

さてさて、芥子さんに辛子味噌の作り方を教わるため地獄にやって来ています。

貴女「白澤様。別に付いてこなくて良かったんですよ？」

白澤「いや、女の子を一人で歩かせるわけにはいかないでしょ？」

…女の子ねぇ…

貴女「白澤様は私がメスだと気付かず、「サボり兎くん」って言ってましたよね？今さらメス扱いされても困ります。」

白澤「うっ…それはごめん…」

貴女「それに、いいんですか？」

白澤「え？何がだい？」

貴女「私、この姿変えてしまったあの薬について、鬼灯様にご相談に行こうと思っているんですよ？」

薬の専門は白澤様だが、鬼灯様の方が何となく頼りがいがあるため、相談がしたいんです。

白澤「えぇー？アイツの所に行くのー？やめた方がいいって！僕が何とかするからさ！」

貴女「…毎晩女遊びでお疲れの白澤様の手を煩わせる訳にはいかないので…」

白澤「え？嫉妬してる？」

貴女「…ポジティブ思考ですね…尊敬します。」

雑談をしていると、亡者をバシバシとシバいている芥子さんがいた。

芥子「タヌキ…タヌキ…タヌキタヌキタヌキタヌキタヌキィィィッッッ！！！！」

相変わらず恐ろしい…

白澤「芥子ちゃん。久しぶり」

芥子「あ、お久しぶりです。…隣の方は…？」

貴女「芥子さん。私です。Aです。」

芥子「えぇっ？Aさん？…どうしちゃったんですか？」

亡者の上からのいて、可愛い声で近寄ってくる芥子さん。
いつもは同じ目線なのに、今日は上から失礼します…

貴女「かくかくしかじかでこうなりました！」

芥子「かくかくしかじか…よく分かりませんが、大変だったんですね…えっと辛子味噌の事ですよね？」

貴女「はい！」


〜数時間後

芥子「あとはこうするだけですよ！」

貴女「分かりました！今日は色々ありがとうございます。」

辛子味噌について学び芥子さんを後にした。

白澤「ねぇ、本当に行くの？」

貴女「嫌なら来なくていいですよ？」

白澤「…ついて行くよ…心配だしね」

次は鬼灯様に会いに行きましょう！


続く

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