輝き ~LT side ページ23
誰もが静かで、あのウネでさえ静か。
DH『何が…あったの？』
何かホラー映画でも見ているかのように怖がりながら先を促すドンへ。そうか、きっと親のことには敏感なんだな。
それを気にすることなく美波ちゃんは淡々と話を進める。
美波『母親役が仕事を辞めたんです。もともと雇っていたから辞めても文句は言えません。
祖父はそれを隠しておくつもりでした。仕事が忙しくなったから会えない、と。Aが大人になったら本当のことを話すと。
私も賛成しました。母親が大好きなのに、今すぐ話すのはあまりにも酷だと思いました。
でも、祖父の思った通りにはならなかったんです。』
TF『ばれて…しまったの？』
美波『はい。その…彼女が家に来て、私はあなたの母親ではないとAに言ったと。私は学校にいたのですが、そういうことがあったと知らせが来ました。
その後急いで帰ったら、庭でアルバムを燃やしてたんです。Aが。』
そう言ってさっき持ってきたアルバムを指差す。
美波『これは燃えてなかったのをこっそり私が持って行ったものなんですけど。Aには内緒です。小さい頃のAの写真はもうこれしかないかもしれないです…』
そう言って渡してくれたアルバムを見る。
『昔から…可愛いんだね。2人ともそっくりだ。』
美波『ありがとうございます。私の自慢の妹です。』
すごくニコニコしてる。きっとAちゃんが大好きなんだろうな…。
美波『あ、それで、Aは会社にすぐ行って祖父を問い詰めたそうです。そこで納得できる答えを貰えず、この会社の後は継がないと宣言したと。まあ会社にとって私より遥かに優秀な後継ぎ候補がいなくなるのは痛手だったらしく、今は私を社員と結婚させようとしてますけど。』
ええ？！結婚？！だめだめ！！！
『結婚？！？だめだ『お、お前結婚すんのか？』
ヒ…ヒチョラ…
美波『しません！私はまだ学びたいこともあるしやりたいこともあるし、オッパたちの応援もしたいし。何よりAがまだ高校生ですから。いくら私よりしっかりしてたって心配ですもん。』
TY『じゃあ…私たちのコンサートの演出、いつか美波ちゃんにやってもらおうか！！！』
おっ？！？！良いこと言うねテテ！！
美波『それも私の夢なんです！！！！大好きなアーティストの舞台を作るなんて…』
きらきらと目を輝かせて話す美波ちゃん。まだ若いなあ。笑
でも、ふと思う。
僕らと話すAちゃんに、その目の輝きはあっただろうか？
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ひとみ(プロフ) - 心中、お察しします。むか〜しから、あきらめ続けてきてます。H.O.Tしかり、神話しかり、東方神起、SJ…………。残って？頑張るメンバーを応援し続けます。受験、頑張って下さいまし。応援してます。 (2014年10月13日 17時) (
レス) id: 0a71c6490f (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - お久ですね。素敵な経験されてきたんですね。良かったです。 (2013年4月7日 23時) (レス) id: c5f7ec2a09 (このIDを非表示/違反報告)
あな(プロフ) - 自分でも良い経験ができたし、イギリス大好きになっちゃったので、この話にもイギリスが頻出するかもしれません。ｗｗではみなさん新生活もスタートした方もいて大変かと思いますが、頑張ってください(^-^)/ (2013年4月7日 23時) (レス) id: c331845a68 (このIDを非表示/違反報告)
あな(プロフ) - 約二ヶ月ぶり…本当にだめですね私。笑 このお話も実はかなり前にできてたｗｗｗ二月の試験からなかなか忙しく更新できなくてごめんなさいｐｑあ、そういえばわたくしイギリスにホームステイして参りました！向こうは若干異常気象で雪が降ってめちゃくちゃ寒かった。 (2013年4月7日 23時) (レス) id: c331845a68 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - ファイティンp(^_^)q 気長に待ってます(^_−)−☆ (2013年1月27日 0時) (レス) id: c5f7ec2a09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あな | 作成日時：2011年11月9日 23時
