主人公が小さくなりましたー開幕ー(if/HP) ページ7
食事を終えた後、ハリーとロン、ハーマイオニーは、マクゴナガルにセレナが小さくなったことを伝えた。
伝えた時に、何故か懐かしむような表情を浮かべ、更に抱っこや膝の上に座らせるといった珍しい姿を見せつけられ、三人は困惑した。
「それで、セレナはいつ戻るんだろう？」
「マクゴナガル先生が、魔法薬でなったのなら一日、二日で戻るって仰ってたけれど...」
今はハリーに手を繋がれてニコニコと笑みを浮かべ歩くセレナに、ロンとハーマイオニーは心配そうに目を向けた。
一行は、マクゴナガルの言葉を信じてセレナの様子を見ることにし、一、二時間目の授業である『魔法史』の教室へと向かった。
先生のカスバート・ビンズは、小さくなったセレナを見た途端興味を唆られたかのように凝視した。
一方、セレナもゴーストの先生がいるなんてと驚愕し、お互いチラチラと様子を窺いながら授業を終えてしまった。
「おねえちゃん、ゴーストせんせいすごいね！」
「そうね。ビンズ先生は長生きな分、とても博識だから色々なことを経験してらっしゃるのよ」
目をキラキラと輝かせてハーマイオニーに感想を告げるセレナは、皆にとってとにかく新鮮だった。
誰よりも呪文を使え、博識で、探究心のある彼女は、同級生だけでなく上級生からも一目置かれる程の実力者故、知らないものはないのではと思われていた。
そんな彼女も小さい頃は自分達と同じく「なんで？なんで？」と聞いてくるのだから、可愛くないはずがなかった。
続いての授業は、スリザリンと合同の『飛行術』だった。
ハリーとロンはスリザリンと合同じゃ無けりゃなぁと愚痴をこぼす一方で、ハーマイオニーはセレナの心配ばかりしていた。
「セレナ、次の授業は見学した方がいいわ。箒に乗って空を飛ぶのよ？」
「おそら？とんでみたい！セレナとぶもん！」
「でも、落ちたりしたら…」
「やーだ！とぶもん！」
ピョンピョンと飛び跳ね駄々をこねるセレナに困ったハーマイオニーだったが、ロンが「先生がいるから大丈夫だって」と言ったことにより、しぶしぶセレナを連れて行くことにした。
「おはよう諸君！で、その子は？」
「セレナです、先生。セレナ・ウィンクルム……今は薬で三歳児にまで戻ってしまってますが」
「……成程、わかりました。この子は先生が見ておきますので、授業に集中すること。良いですね？」
セレナの姿を見て唖然としながらもロランダ・フーチは小さな手を取り、ハリーたち三人に言明した。
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れい - レンさん、嫉妬するハリーも、意地悪するセドリックも、二人の様子に困惑する主人公ちゃんも、超可愛いかったです♡ずっと読み返してるぐらい大好きになりました！ (4月13日 8時) (
レス) @page13 id: d760ec90d4 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - れいさん» れいさん、コメありがとうございます。嫉妬系がいかに難しいか痛感しましたが書いていて楽しかったです。お気に召していただいたか分かりませんが、再リクお待ちしております！ (4月13日 8時) (レス) id: 38d4befbfc (このIDを非表示/違反報告)
れい - レンさん、ありがとうございます！ハリーの嫉妬が大好物なので、リクエストを答えてくれて凄い嬉しいです！もしかしたら、また、リクエストするかもしれないですが、そのときもよろしくお願いします！ (4月12日 14時) (レス) @page13 id: d760ec90d4 (このIDを非表示/違反報告)
ルーエ(プロフ) - リクエストを承諾して頂き本当にありがとうございます！！最高のお話でした！！ (1月24日 23時) (レス) id: 69c4e7e541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レン | 作成日時：2022年10月7日 20時
