6話 ページ13
『僕が思ってること…』
｢流星くんが思ってること全部僕に言ってください｣
自分の気持ち、正直に言ってもいいんやろか。引かれないやろか。
恭平も僕が言い出すのも待ってくれてて、お互いに無言の時間が続く。
『僕な恭平が好きやねん。恭平と一緒におるだけで幸せでそれ以上は望まんかった』
でも付き合ううちに、もっと一緒にいたい。自分を知ってほしい。ってワガママになっている自分に気づいた。
『恭平は僕じゃなくて大橋くんが好きなんじゃないかって思ってて…』
大橋くんの話しするとき本当に楽しそうで、僕にはそんな顔見せてくれないし、させてあげられない。
そう考えていくうちに、心に黒い靄がかかったように感じてた。
『駅で別れを告げたときも追いかけて来てくれなかったから、やっぱりそういうことなんかなって思っ…』
言い終わる前に恭平が僕を抱きしめた。
｢違うんです、全然違うんです！｣
｢俺は流星くんが好きっす。嘘じゃないっすよ？｣
｢俺、流星くんに甘えてました。俺のこと言わなくても何でも分かってくれてるって…。俺、言葉が足りないから、流星くんを不安にさせてたんすね。｣
"ごめんなさい"
そういって更に強く抱き締めてくれた。
『恭平だけが悪いんやないよ？僕やって自分の気持ち恭平に伝えてなかったもん。嫌われるのが怖かったから。』
｢大丈夫っす！俺は流星くんが思ってるより流星くんのこと大好きですから！！｣
｢これからは、自分の気持ちに正直になります！｣
『恭平？』
僕を抱きしめていた腕を離して僕を見つめる恭平。
真剣な顔で見つめてくるからド○○キする。
｢今度は僕から言わせてください｣
｢流星くん、大好きです。俺と付き合ってくれませんか？｣
涙が頬を伝うのが分かる。
やっと恭平と気持ちが繋がれた。
好きな人が自分を思ってくれるってこんなにも嬉しいことなんだね。
こんなにも心が温まるんだね。
『僕も恭平が大好きです。よろしくお願いします！』
恭平を好きになって、苦しい思いを沢山した。
だけど、
恭平を好きになって、幸せな気持ちになれた。
これからもっと恭平との幸せな時間と思い出が増えていくって思うだけで、
僕はきっと世界中の誰よりも幸せ者だ。
(終わり)
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にゃん(プロフ) - 標さん» 標さんコメントありがとうございます(^^)ここでは大西畑意外のCPを書いていきます！きょろりゅちぇいいですよね！美男美女で目の保養です♪時間はかかりますがこちらの方も見ていただけると嬉しいですm(_ _*)m (2020年7月4日 15時) (
レス) id: ca05f7c3fa (このIDを非表示/違反報告)
標(プロフ) - にゃんさんこちらでもお話書いていらしたんですか！大西畑といい、きょろりゅちぇやかずりゅちぇ良いですね！ちなみに私はきょろりゅちぇが好きです(*^^*) (2020年7月4日 11時) (レス) id: 6f35936fe2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - くみさん» くみさんコメントありがとうございます(^^)頑張って書き上げたいと思います！ (2020年6月5日 13時) (レス) id: ca05f7c3fa (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新待ってました！続きも楽しみに待っています！ (2020年6月3日 18時) (レス) id: dc207c4c9c (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ぽんさん» ぽんさん、コメントありがとうございます(^^)更新遅くなるとは思いますがしっかり書いてますので！！お待ちください(* _ _ ) (2019年10月7日 9時) (レス) id: ca05f7c3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん | 作成日時：2019年6月27日 7時
