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ut side
ut「Aちゃん〜お風呂行かへんとアカンよ」
『ｷｭｯ(鼻をつまんで眉間に皺を寄せる)』
rb「大先生の方が臭いってよ」
ut「えぇっ？！今日はまだ遊んでへんよ？！」
rb「加齢臭やろうなぁ」
ut「俺エーミールと違ってまだジジィやないわ！」
ケラケラ笑うロボロにそう叫ぶがAちゃんは未だに眉間に皺を寄せたままや。だけど女の子やのに入らへんのは正直頂けない。仕方ない、僕は服着たままで、髪とかくらいなら洗ってあげようかな。
『？！(ヤダヤダと藻掻く)』
ut「はい、行こうなぁ〜」
華奢な彼女を抱き上げ脱衣所へ。変なことはせぇへんよ、と体を隠す用のタオルを手渡し少し待てば、Aちゃんは死にそうな顔をして座り込んでいた。
ut「髪だけ洗ってはよ出ような」
『…』
やけど僕は、すっかり忘れていた。
今のAちゃんは、うさぎではなくコウモリの性質があるのだと。
※
『ｶﾀｶﾀ』
ut「え、どしたん」
お風呂上がりに眠くなる迄一緒にテレビを、足の間に座らせれて見ていれば、何故か小刻みにカタカタと震えている事に気が付いた。
手にしていたマグカップを置いて顔を覗き込む。そうすれば震える手でギュッと抱きついてきた。
ut「んー？…あ、もしかして…」
首筋に手を当ててみれば平均体温よりひんやりした感覚。
体冷やしてもうたんか。
…あ、コウモリにそれはやばいやんな。確か。
ut「(トンちに怒られる…！)ちょ、これ着とって」
僕が来ていた青のセーターを脱いでAちゃんに着させる。そしてそのまま抱き締めて、自分の飲みかけのホットココアの手渡した。
ut「飲みかけでごめんな？でもまだ温かいし、Aちゃんでも飲めるから、ほら」
『…』
小さな手がマグカップを受け取りちびちびそれを飲み始める。後ろから腕を回してお腹の辺りをぽんぽん叩けば、安心したように息を吐いた。
ut「…」
『…？』
ut「んー？いや、可愛ええなぁって思って」
『…(ﾌﾟｲｯ)』
ふにゃりと笑えばAちゃんはそっぽを向いてしまう。
…けど、耳が赤いのは隠せておらず。
ut「ごめんな。温まる迄傍におるから、許してくれへん？」
目を合わせるように顔を覗き込めば赤い瞳が僕を見つめ、そして小さく頷いた。
ut「…あったか」
『〜♪』
パタパタ羽が揺れてるのが見えて、満更でも無いとわかって少しだけ安心できた。
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すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» 猫ちゃん！大丈夫です！すみません、中々御相手が決めれなかったので助かります！ (2022年1月19日 19時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - すみれいんさん» リクエストありがとうございます！御相手の表記が無いので、問題なければ猫ちゃんになっちゃって、御相手sypとなりますがよろしいでしょうか？ (2022年1月19日 12時) (レス) id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - リクエストと言うかもし見れるなら見てみたいなぁと言うのが、メンバーの属している獣になっているのを少し見てみたいなぁと思います！兎ちゃんのお話好きなので本編も何回も見てます! (2022年1月17日 9時) (レス) @page49 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - あぁ”…好きです!更新頑張ってください! (2022年1月7日 15時) (レス) @page42 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
tubin - こんにちは！ (2022年1月5日 8時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
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