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あまい、おいしい。
もっと、ほしい。
rb「〜〜〜っA！やめ「何しとるんA」ゾム！」
『！』
夢中になって血を嚥下していたAは戻ってきたゾムに後ろから羽交い締めにされて剥がされる。そこで我に返った彼女は自分のやった事に気付き、顔を真っ白にさせた。
『ぁ、…ぅっ』
rb「大丈夫やで。やりたくてやった事ちゃうんやろ？」
目に涙を浮かべて手を取るAにロボロは安心させるように頭を撫でる。
zm「少しだけ声出るようになったやん。血を飲んだからか？」
rb「やない？てか薬、吸血コウモリの薬なんか」
『ぅ…、〜〜〜！』
rb「怒ってへんて。泣かんでやぁ」
仲間を傷付けてしまって初めてな為、軽いパニック状態なのだろうか。ぽろぽろ目に涙を浮かべてしがみついてくるAに、ゾムは周りの兵士も居る中マズいと判断し抱き上げた。
zm「とりあえず移動しよか。ハンバーグはまた後でにするしええわ」
rb「わかったわ」
※
tn「…で、報告がてら連れてきたと」
rb「せや」
zm「どうすりゃええと思う？」
tn「俺に聞くな知らんわ」
盛大なため息をついたトントンは手にしていた万年筆を置き、ソファーに腰掛けたAに近付き顔を覗き込む。
tn「A、体調は悪くなったりしてへんのやな？」
『…ぅ！』
tn「ならええわ。無理したりするのはアカンからな」
大きな手で撫でられ、気持ちよくて目を細めれば反射的に羽がパタパタと揺れる。
tn「ングっ(可愛ええ)…とりあえず明日には戻るんやからあまり大事に考えんでええやろ」
zm「まぁな。痛くもないやろうしな」
ロボロは傷口から吸われただけだし、体もそれほど大きくないので大量に吸われるという訳でも無さそうだ。
zm「歯でやられるとどれだけ痛いんやろ」
rb「針が刺さるレベルやろ？大した事ないやろ」
zm「試してみよか」
tn「は？」
『？』
トントンの後ろに這い寄り羽交い締めにしたゾムは「今や！」とニヤニヤしながらAを呼ぶ。
『(え、でも)』
zm「実験や実験。アカンかったら対処しやすくなるやん？」
『(いいのかなぁ)』
ロボロに助けを求める視線を投げるもこう言うゾムは止めることが出来ない。そして何より、まだ物足りないのだ。
ごめんなさい、と頭を下げる。
『…』
「〜っ」
そしてマフラーをズラし、綺麗な首筋にそっと歯を立てた。
あ、血が出た。あまい。
『(やっぱり、おいしい)』
ちぅ、と吸い付けばトントンから小さな悲鳴が聞こえた。
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すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» 猫ちゃん！大丈夫です！すみません、中々御相手が決めれなかったので助かります！ (2022年1月19日 19時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - すみれいんさん» リクエストありがとうございます！御相手の表記が無いので、問題なければ猫ちゃんになっちゃって、御相手sypとなりますがよろしいでしょうか？ (2022年1月19日 12時) (レス) id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - リクエストと言うかもし見れるなら見てみたいなぁと言うのが、メンバーの属している獣になっているのを少し見てみたいなぁと思います！兎ちゃんのお話好きなので本編も何回も見てます! (2022年1月17日 9時) (レス) @page49 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - あぁ”…好きです!更新頑張ってください! (2022年1月7日 15時) (レス) @page42 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
tubin - こんにちは！ (2022年1月5日 8時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
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