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マンちゃんに頼まれた荷物を受け取りついでにお買い物して店を出た後、突如視界が緑で埋め尽くされた。
『むぎゅっ！』
「ただいまー！お仕事終わったでー」
「ゾムさんお疲れ様です。奴らは？」
「ロボロに連絡してシッマとシャオロンが後処理してくれるらしいで？」
私を挟んで物騒な話をしないで欲しい。
『ゾム』
「うん？あーごめんな置いてきぼりで」
『んーん。それより、くさい』
「え゛」
私の言葉がショックだったらしくヨロヨロと後ずさるゾム。所々赤いし、埃臭いし。
「www」
「く…臭くないやろ！」
『(血の匂いがして)くさい』
「〜〜ッAの馬鹿っ！嫌いやっ！！！」
不貞腐れて先を行ってしまったゾムにショッピが「あーあ」と笑う。
「あんまりいじめちゃダメですよ？」
『ちのにおいがして、くさい』
「そう言ってあげへんと泣いちゃいますから、ね？」
謝りに行きましょ、と頬っぺをつつくショッピに促され私たちはゆっくりとお城へと戻った。
※※
マンちゃんに荷物を渡してゾムのお部屋へと向かう。ショッピはお城に着いたら報告があるからって別れました。
『ゾムー』
扉をノックしたけど声は聞こえない。
でもドアに耳を当てるとシャワーの音は聞こえた。
押してみよう。あ、開いた。
そのまま奥の部屋へと向かう。
『ゾムー』
「…？A…？」
ドアが開いて中からびしょびしょのゾムが現れる。
『あのね、ごめんね』
「え、あー」
『いじわるするつもりなかったの』
「と、とりあえず、そのっ、…服着てええか？」
腰にタオルを巻いて顔を赤くしたゾムに我に返り、ごめんと謝って部屋に戻りベッドに寝転がった。
…ゾムお腹割れててすごかった。あと、髪濡れてて雰囲気違った。
ドクドクと心臓がうるさくて、静まれ静まれと丸まる。
「…なぁーにしとるん？」
『！』
気が付けば風呂から上がったゾムがいて、ニヤニヤしながら寝てる私の隣に座った。
「なんやねんA俺の事好きやんな？」
『…そんな事、ない』
「照れんでもええやんー可愛ええなぁもう」
ぎゅうぎゅうと抱き締められため息をつく。
話聞いてくれないからもうそれでいいや(諦め)。
『あのね、美味しそうなお菓子あったから一緒に食べよ？』
「え、マジ？！」
ゾムと仲良くマドレーヌを分けて食べる。後でショッピにも渡しに行かなきゃ。
私を守ってくれる二人と長い付き合いになるとは、この時私は知る由もなかった。
.
03.もふっと、ぎゅっと！ ci→←02.Please guard me! zm･syp
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すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» 猫ちゃん！大丈夫です！すみません、中々御相手が決めれなかったので助かります！ (2022年1月19日 19時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - すみれいんさん» リクエストありがとうございます！御相手の表記が無いので、問題なければ猫ちゃんになっちゃって、御相手sypとなりますがよろしいでしょうか？ (2022年1月19日 12時) (レス) id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - リクエストと言うかもし見れるなら見てみたいなぁと言うのが、メンバーの属している獣になっているのを少し見てみたいなぁと思います！兎ちゃんのお話好きなので本編も何回も見てます! (2022年1月17日 9時) (レス) @page49 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - あぁ”…好きです!更新頑張ってください! (2022年1月7日 15時) (レス) @page42 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
tubin - こんにちは！ (2022年1月5日 8時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
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