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シュークリームどうしよう。怒られるかな。
でも食べちゃったって言って、隠せばイフリートも怒られずに済むかな。
トンちゃんにお使いできたよって言って、褒めて欲しかったけど仕方ないかな。
しょんぼりしながらお城へと戻る。途中まで悪いと思ったからかイフリートが安全運転で送ってくれたから問題はなくすんなり戻ってこれた。
『ありがとね。いいこ』
「クゥン」
頭を撫でればもっともっとと頭を押し付けてくるイフリート。満足するまで頭を撫でてやればイフリートは耳を揺らしどこかへと走り去ってしまった。
『…行こ。トンちゃん達待ってるよね』
一人取り残された私は総統室へ向かい扉をノックした。
『トンちゃーん』
「ん、Aおかえりー」
少し息を切らした様子で扉を開けるトンちゃん。何かあったのかな？疲れてるみたいだけど…
『何かあった？』
「え？あ、や、何でもないで？(お使い見守ってたなんて言えへん)」
困ったように笑い誤魔化すトンちゃんに首を傾げるも、すぐ「ん？シュークリーム二個しかないぞ」と奥に居たグルさんが言い心臓がドキリと音を立てた。
「ホンマや。もう一個どしたん」
『え、と』
「A？」
しょんぼりしながら視線をさ迷わせる。イフリートだって悪気があった訳では無いのだ。
こうなったら仕方がない。
『…その、美味しそうだったから…一個食べ…ちゃった』
「…ホンマ？」
『うん』
赤い瞳に真っ直ぐ見つめられる。だけどそれから逃げずに頷けばトンちゃんはグルさんと目を見合せ頷き、そしてため息をついた。
「…お使いなんやからダメやろ？」
『ごめんなさい』
「一個Aのおやつにって思ったけど無しやな。…ホンマに食べてもうたんよな？」
『…うん』
イフリートを叱って欲しくない一心で咄嗟に嘘をついた。そうすればトンちゃんはそれ以上何も言わず、お部屋に帰っていいよと言ってくれた。
「…グルさん」
「わかってる」
後ろで二人が何か話してるのも気にせず、私は自室に戻ってベッドに寝転んだ。
お使いも出来なかった。
褒めて欲しかったけどなぁ。
本当私って何も出来ない。
…シュークリーム、食べたかったなぁ。
少し泣きそうになっていると聞こえた、扉のノック音。
『…だれ？』
「俺だ。開けるぞ」
ゆっくり起き上がればそこにはシュークリームの乗ったお皿を手にしたグルさんが立っていた。
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すみれいん(プロフ) - 黒瀬さん» 猫ちゃん！大丈夫です！すみません、中々御相手が決めれなかったので助かります！ (2022年1月19日 19時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - すみれいんさん» リクエストありがとうございます！御相手の表記が無いので、問題なければ猫ちゃんになっちゃって、御相手sypとなりますがよろしいでしょうか？ (2022年1月19日 12時) (レス) id: 3a76da62a7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - リクエストと言うかもし見れるなら見てみたいなぁと言うのが、メンバーの属している獣になっているのを少し見てみたいなぁと思います！兎ちゃんのお話好きなので本編も何回も見てます! (2022年1月17日 9時) (レス) @page49 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - あぁ”…好きです!更新頑張ってください! (2022年1月7日 15時) (レス) @page42 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
tubin - こんにちは！ (2022年1月5日 8時) (レス) id: f053091504 (このIDを非表示/違反報告)
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