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『きょーさんみどりくんコンちゃんれうさん、げんきでね』
「ん、Aも元気でな」
「怪我ｼﾅｲﾖｳﾆﾈ」
「また遊びにおいでね」
「おい俺は？」
3人とあくしゅしてると、顔の青いらだおがふらふらとやって来た。きょーさんが「ふつかよい」なんだって教えてくれた。
『いきてたの？』
「生きとるわ！」
「"生きてた"やなくて"起きてた"やなぁ」
叫んだからか頭を抑えてしゃがむらだお。頭いたいのに叫ぶからそうなるんだよ…
『らだおあほ？』
「あほじゃねぇし…」
よしよしと頭を撫でていると次第に聞こえてきたわたし達がのる電車のアナウンス。
「ん、そろそろやな」
『うん』
向かおうとしたところでコンちゃんが思い出したように「そうだ」と私の前にやって来て屈んだ。
「ゾムさんこの子多分ですけど感情的になるとコントロール出来ないかもしれないので気を付けてください」
コンちゃんが言うにはらだおは大人だからある程度コントロールできるけど、性格が子供なわたしだと感情的になると力がはいりやすくなるらしい。
「気を付けてね。怪我しないように」
『…ん』
コンちゃんがぽんぽん、と頭を撫でて立ち上がる。
そのままぞむの手を掴んで、みんなのほうにむいた。
『みんな、またね』
「世話になりました」
2人であいさつするとみんなはやさしい笑顔を浮かべて手をふってくれた。
※※
でんしゃをのりつぎ、お昼すぎに戻ってきた我々国。
久しぶりにみた国は、相変わらずかっきづいていた。
『ついたぁ…』
「意外と距離あんねんなぁ」
くたくたなわたしの手を引きながら歩くぞむ。もうつかれてあるけないよ…
『だっこ』
「えー？もう少しなんやから歩こうや」
『やーだぁー！』
だっこだっこ、とお腹に抱きついて頭をグリグリ押し付ける。少しでもやだもん、だっこしてー！
「…んふ、相変わらずゾムにべったりやね」
「ん」
『 まんちゃん！らんらん！』
「おかえり、2人共」
声のしたほうをみれば出迎えにきてくれたまんちゃんとらんらんがいた。
「抱っこせぇへんの？」
「流石に疲れたわ…」
「なら俺がするよ。Aちゃん、おいで」
『うんっ』
らんらんが手をのばしてくれたのでぱたぱた駆け寄る。
らんらんのだっこはとても優しくて、おひさまみたいにぽかぽかあったかい。
「じゃ、帰りがてらどんな事あったか教えてな？」
ぞむとまんちゃんはお話しながら、わたしはらんらんの腕のなかで揺られながらお城へと向かった。
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へまとふぃりぃあ - 設定を見るたびに思うのです。とんかつ…食べるの？ぬいぐるみの豚にその名前つけたの？銀の匙かな？ 以上です。とても面白く、そのうち腹筋が割れるのではと心配です (2020年10月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - ハゲハゲそんなのいーやーでお茶ふいた (2020年10月2日 12時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近お返事返せずすみません。リアルがかなり多忙でして、言い訳とわかってはおりますがコメントは全部ありがたく読ませていただいております。皆さんありがとうございます。次章までまたお付き合い下さると有難いです。 (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 我々箱推しさん» 書き方が悪かったですね！完結は次章予定です！続編はその後に執筆します！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
我々箱推し - 完結&続編おめでとうございます！続編も、黒瀬さんのこと応援します！ (2020年9月18日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
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