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インカムをもらったAはその後、おやつを食べにトントンと共に食堂へ。
「トン氏俺の分は？」
「ちゃんと仕事やらん奴の分なんてある訳ないやろ」
『(もぎゅもぎゅ)』
プリンを頬張ってればグルッペンがどこからともなくやって来て、椅子に座るAを後ろから抱きしめた。
『ぐるさんもたべる？』
「いいのか！？」
「情けかけられてるやん」
『あーん』
「あーん」
親子のような仲睦まじい光景。
美味しそうにプリンを頬張る姿にAもまた頬を緩ませた。
「ありがとうなA」
『ううんーしあわせのおすそわけ』
「…話の腰折って悪いんやけど、グルさんあんたなんでここにおんねん」
Aの隣の席に腰掛けたトントンはジト目のままそう聞く。
「何、Aに聞きたいことがあってな」
『？』
トントンとは反対の席に着いたグルッペンは腕を組み、じっとAを見つめた。
「…大先生にずっと違和感を感じているそうだな？」
『…』
「それは、何故だ？」
真っ直ぐ目の前の少女を見つめる。
空気が変わった事に気付いたトントンはメガネのブリッジ部分を指で上げ直す。
「君を疑ってる訳では無い。観察眼の鋭いオスマンに聞いてはみたが、至って普通だと答えてな…君にしか感じられない"何か"があるのかと思ってな」
スプーンをゆっくり置いてうーんと首を傾げるA。
『あのね、なんか、ちぐはぐ？』
「ちぐはぐ？」
『しっまがね、だいせんせいは"女あそび激しいから気ィつけや"っていってたの』
「アイツこの子になんつー事教えてんねん」
トントンがこめかみに青筋を立てるがAは気にせず言葉を続ける。
『それでね？こうすいくさいの』
「確かにな」
『でも、いつもおんなじにおいなの』
「…ほう？」
Aが言うにはいつも同じ、匂いの強いものがするのだとか。
『あとね』
「あぁ」
『おててにタコができてた』
「…！」
『だいせんせい、ナイフつかえるのかな』
Aの言葉にグルッペンはトントンに目配せをした。
大先生は遠距離専門、狙撃部隊の人間だ。
何より本人はあまりパワータイプでは無い上に傷跡が残るのを嫌がる傾向がある。
だとしたらナイフを長年扱い出来たタコなど、本来無いはずだ。
「…大先生はナイフは使わん筈だ。どういう事だ」
「でもどうしてわかったん？」
『ぞむがね、おしえてくれたの』
「…そうか」
案外ゾムと一緒にいた時間は無駄ではなかったようだ
意外な収穫にグルッペンは口角を釣りあげて笑った。
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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