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うさちゃんのお世話を終えたところでらんらんが「ちょっとごめんね」と耳元に手を当てる。
「うん、わかった。…Aちゃん、これからトントンが来るからモニター室に行っておいで」
『とんちゃん？』
「うん。インカムが出来たんだって」
いんかむ。たしかお話出来る機械…だっけ？
『おはなしできるね』
「そうだね。いつでもいいよ、出れる時はいつでも出るから」
『らんらんありがとう』
頬を弛めて笑えばらんらんは笑いかえしながら頭を撫でてくれる。
いっしょにほんわかしてると丁度とんちゃんがやって来て、らんらんに挨拶を済ませると「じゃあ行こうか」と前を歩き出した。
「…ん？どしたん？」
だけどお手伝いで少しつかれてしまったわたしは歩くのがいやで、とんちゃんに向かって手をのばした。
『…だっこ』
固まるとんちゃんと、「あー」と苦笑するらんらん。
「…駄目や、自分で歩きなさい」
「完全オカンじゃんとんちゃん」
「揶揄うんやめいひとらん」
『だっこ…つかれた…』
くちびるを尖らせながら言うもとんちゃんは耳を赤くしながら「駄目」「ちゃんと歩きや」と首を横にふる。
「抱っこぐらいいいじゃん。可愛いわがままなだけで」
「わがままは可愛ええけど体は16歳やぞ？！俺の方が無理やわ！！」
とんちゃんは未だにらんらんと口論していて、そろそろすねそうなわたしは立ち上がってとんちゃんに後ろからしがみつく。
『…だっこ』
「…ッ」
『…だめ？』
しょんぼりしながら見上げれば、とんちゃんは何かつぶやいて葛藤してからため息をついて「き、今日だけやからな」と膝裏に腕を回してわたしを持ち上げた。
『わーい！』
「…なんだかんだ言ってAに甘いよね？とんちゃん」
「うっさいわ…」
顔の赤いとんちゃんはらんらんに別れを告げてモニター室へとむかった。
「全く、わがままなお姫様やなぁ」
『ぐるさんが"わがままはどんどん言ってけ"っていってた』
「はーアイツ何悪い事教えてるんですかねぇ粛清案件ですわぁ」
『しゅくせー？』
「悪い事したらアカン、って教える事や」
Aちゃんは悪いことしたらアカンで？と言われたのですなおにうなずく。そうすればとんちゃんはええ子やなと頭をなでてくれた。
そうしてやって来たモニター室でロボロと再会して、わたしはインカムを手に入れたのだった。
「Aちゃん、夜にゾムとお話するからその時使ってみるか？」
『…！ありがとうロボロ！』
夜がたのしみだなぁ…
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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