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zm side
あの後結局Aは疲れから熱を出してしまい、城内散策は終了となってしまった。
後からお城に来たらっだぁ一行には感謝を伝えるのと事情聴取、また日を改めてお礼する旨をグルッペンが伝えていた。
「ゾムさんあの子にまた今度お話したいって伝えといてね」
「なんで話す必要あるんすかねぇ」
「いやぁ…だって弄るネタがあるのに何もしないわけないじゃん？」
「らっだぁさんだけ二度と来んでええですよ」
「なんでだよー！」
なんて多少弄って別れを告げる。
姿が見えなくなると同時に俺は医務室へと直行した。
扉を軽くノックして中へと入る。
「ん、おかえり〜」
「様子は？」
「ぐずってるよ。奥のベッド覗いてご覧」
ペ神に促されそっとカーテンを開ける。
「ん。ほらA、ゾム帰ってきたで」
『ぞむ…』
ベッドに横になり熱で顔を真っ赤にしたAは鼻をぐすぐすしながらシッマに頭を撫でられていた。
「なんでシッマがここにおんねん」
「手が空いて見舞いに来たらペ神に駄々をこねててん。1人はやだって言って聞かんくてな」
やから俺が代わりに居んねん、と言うシッマの顔は見た事ないくらい優しいもので。まるで我が子を大切にする父親のようにも見えてなんだか複雑な気持ちになった。
『…ぞむ』
「んー？」
ベッド脇にしゃがみ込む。
伸ばされた手をそっと握れば目尻からポタリ、と涙が零れ落ちた。
『ごめん、なさい』
「…もうええから」
『……きらいに、ならないで…』
熱に浮かされながらの弱々しい言葉。
大丈夫やから。こんな事で嫌ったりせぇへんから。
「…嫌いになったりせぇへんよ。はよ体治さなアカンし、少し寝ような」
『やだ…』
寝ている間に1人になるのが怖いのか、イヤイヤと首を振るA。
だけど相当熱が高いのは確かなので、寝ないとそれはそれでマズイ。
「ちゃんと寝んとホットケーキ、いつまでたっても食べに行けへんよ？ええんか？」
『…う゛ー』
「Aの熱が引かんのやったらグルッペンかオスマン辺りと一緒に行こうかなーどうしよっかなー」
なんてわざとらしく悩むふりをすればAはイヤイヤ攻撃をやめておとなしく布団を被り直した。
「ん。ええ子やな…ちゃんと治して、今度は一緒に行こうな」
『…うん』
ホットケーキに釣られる姿にシッマと顔を見合わせて笑い、その後寝かしつけて俺はあたらしいリボンを買う為に街へと繰り出した。
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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