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「A、風呂行くでー」
『…やっ』
「嫌やないのー行くでー」
『やーあーっ！』
抱き上げて風呂場へ向かえば肩の上でじたばたと藻掻くA。大丈夫やって変な事する気あらへんから。今の所は。
ふろ場に着いて降ろせば、観念したのかAは大人しくなって俺のパーカーの裾を掴んだ。おーおー眉間にシワが凄い寄っとる。おもろいな。
「深夜やしメンバーもほぼおらんやろ。俺もおるし安心せぇや」
『…ん』
入口から少し離れた死角にある脱衣所で服を脱いでもらうことに。少しすれば事前に渡したタオルを巻いたAがひょっこりやって来て、腰にタオルを巻いた俺の所へトコトコやってきた。
「ん。なら、行こか」
言葉は返さなかったけど小さく頷いたので、俺はニカッと笑いながら風呂場へと足を踏み入れた。
「おーゾムやんこんな時間に珍s…って、ちょっ？！お前なんでその子連れてきてんねん？！」
風呂場へと入ればそこには湯船に浸かり頬が赤くなってる大先生の姿が。
「ん？あーこの時間なら風呂に人おらんやろと思ってな？」
「いやここ男風呂やからな？！何考えてんねん！」
きゃー！と叫びながら慌てて肩まで乳白色の湯船に沈める大先生。…なんかムカつくから殴ったろかな！
『ぞむ』
「ん？」
『…おふろ、でる、ね？』
表情は変わらないが少し寂しそうなAがくるりと風呂場から出ようとする。
その手を掴んで軽く引き寄せれば小さな体はすぐ腕の中に閉じ込められ、『なんで？』と言いたげな顔で俺を見上げた。
「1人で寂しかったんやろ？」
『…』
「今日くらいは一緒に居てあげよかなー思ってん」
な？と顔を覗き込めばAは目を逸らしたが、耳がほんのり赤くなってるのに気付いた。満更やないんやぁ可愛ええなぁ。
「よし。んじゃ、体洗って風呂入ろうな」
「え、洗ったげるん？」
「アホゥ使い方教えて自分でやってもらうわ」
流石にそこまでせぇへんわ、と言えば大先生は「あのスケベ小僧が…？！」と心底驚いとった。今度食害したろ。
※※
『…ふぅ』
「風呂って気持ちええやろ？」
『んっ』
「…そういやドタバタしとって忘れてたけど、自己紹介してないやんな？」
「あ。せやったな」
大先生が風呂を堪能してるAの手を取って口付ける。
「僕、鬱って言います。よろしゅうな」
そう言っていつもの女向けスマイルを浮かべる大先生。やけど。
『(ぷいっ)』
「え、あれ？」
何故かAはそっぽを向いた。
…なんでやろ？
.
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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