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『…で、私に電話したと』
し「ごめんね?配信終わりに」
『大丈夫ですよ』
M「Aは俺の事好きだよね?」
『Mondoは落ち着いて。私が他の人好き〜って言ったこと今まである?』
M「無い」
『でしょ?これからも無いから安心して?』
M「うん」
お「流石Mondoの彼女」
『おじじさん何か言うことがあるんじゃないですか?』
お「ごめんなさい」
配信終わりにdiscordに着信があり、出てみれば三人のいる部屋に呼ばれた。Mondoは何故か声が落ち込んでいて。二人に言われて不安になってるんだなってわかった。
『Mondo、二人でお話しよ』
M「え?」
『二人きりでお話したいの。ダメ?』
Mondoとがいいの、と言えば少し間が空いたものの「うん」と素直に了承してくれた。こういう時素直なの、ちょっと可愛い。
『じゃあ後は任せて、二人も休んでください』
し「気を遣わなくていいのよ?」
『今朝寝付き悪かったんですよね?しす兄』
し「…」
『Twitter見たよ。ゆっくり休んでね』
し「…はい」
『おじじさんも。お先に失礼します』
お「本当丁寧だね…ありがとう、あとお願いね」
二人のいた部屋から出て個人通話へと繋げ直す。そしてMondoから事の経緯を聞き、私はどうしたものかと顎に手を添えた。
『Mondoはさ、何が不安?』
「…んー、」
『他の男の人好きにならないかなって不安?』
「そう、かも」
少し歯切れの悪い工程に、素直に言うかと口を開く。
『私ね、ずっとMondoの事考えてるんだよ』
「え?」
『美味しいご飯見つけたら教えたいなーって思ったり、ふと今何してるのかなって思ってる。一々連絡取るの、重いかなって思ってるから我慢してるけどね』
「そうなの?」
『うん。だから他の男の人の事なんて考える余裕、無いよ』
ちゃんとご飯食べてるかなとか、無理してないかなとか。いつも彼の行動を把握してる訳じゃないからそわそわしてる自分がいるのに気がついている。
でもそっか。Mondoも似たような感じだったのね。なんか嬉しいかも。
『心配する必要はありません。OK?』
「…ん」
『スッキリした?』
「した」
『なら良かった』
「…でも」
『うん?』
「……A可愛いから、なんぱ?とかされてないか、不安」
『か…っっ、』
まさか過ぎるカウンターに、椅子から落ちかけたのは言うまでもない。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時