胸の痛み mnd ページ42
「Mondoってさ、Aちゃんが他の男好きになったって言われたらどうする？」
APEXのマッチングを待ってたらシスコにそう聞かれる。一緒に待ってたおじじは「えぇっ」と驚いた声出てたけど、俺は声色1つ変えなかった。
「絶対無いよぉ」
し「わからないよ？あの子も女の子だし」
お「何だかんだでAちゃんもMondoに一途だよ？」
し「ほら、運命の出会いみたいなのあるかもじゃん。探してた本取ろうとしたら偶然手が触れて…とかさ」
「A本は電子しか読まないって言ってた」
し「フラグクラッシャーじゃん」
流石だわと笑うシスコ。俺はそれにムッとした。
「何？面白くないみたいだね」
し「違う違う。もしものお話が膨らまないなって残念に思っただけだよ」
「それが面白くないんじゃないの？」
お「まぁまぁMondo落ち着いて。ほら、会話を繋げないとリスナーもつまらないじゃんか」
おじじはそう言うけど俺は面白くないから嫌だ。
だってAが俺じゃない男好きになったらどうするって話でしょ？したくないよそんなの。
「俺以外の奴にあげないよ」
し「お、宣言？」
「宣言？そう」
「あげないよ。俺のだし」
そう言えばおじじもシスコも「おぉ〜」と声をそろえる。
当たり前だろ。
し「2人共ラブラブだねぇ」
「任せて」
お「あ、マッチングした」
おじじの言葉と共に画面がキャラピック画面へと移行する。俺はオクタンを選んでシスコがホライゾン、おじじがブラハ。
「いつも通り行くよぉ」
し「Mondo俺ら置いて先行かないでよね？」
「がんばる」
お「本当だよね？頼むよMondo！」
2人が俺にそう言うけど知らん。今機嫌悪い。
し「Mondo待ってって！ちょ、俺打たれてるって！」
「がんばれ」
お「俺しんだぁ！」
し「ローバ肉！Mondoマジでヤバい！助けて！」
「…はぁ、仕方ないねぇ」
フラットラインを構えて敵を殲滅する。最後の一人を倒しておじじを起こせば、遠くの方から別パーティーが来る音が聞こえてきた。
「おじじ早く回復して」
し「Mondo俺セル巻いてからいくね」
「OK」
敵を倒して、倒して、倒し続ける。
それでもシスコの質問が頭から離れることは無かった。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます！ (5月2日 23時) (
レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬
| 作成日時：2024年1月21日 0時
