大丈夫 cpt ページ5
チ「"ダウンした奴起こして欲しい"」
『えっと…確かこの辺り…』
チ「"そこじゃない!反対の番地…あー、護送されてもうダメだ。逃げてくれ"」
『"ご、ごめんなさい"』
『"エスさんピックしました。すぐ逃げ…"』
チ「"ヘリ来てる!逃げろ!"」
『わ…っ!』
ら「ピックしようとしてた個人医ブレードキルした。連れてくよ〜」
『ごめんなさい…』
エ「ドンマイドンマイ!」
チ「…"Aダウン、エスと一緒に本署運ばれてる。金持ちは逃げれたから、撤退だな"」
M「"…OK"」
※
加入して大型に参加させてもらってから、私のミスが目立って功績が悪くなってきた。今日だってヘリの存在に気付いていればエス先輩を逃がせられたのに。
(…やっぱり個人医向いてないのかな)
我儘を承諾してくれた無馬さんは様子見だって言ってたし。ミスを多発してる私をすぐ戦闘員に変更させるだろう。配信中のコメント欄を見れば優しいコメントもある反面、厳しいコメントも見られるし。
『…やっぱり向いてないか。大人しく戦闘員になろう…』
仕方ないよね、と
「Aー」
『…CPUさん』
ALL INの良心、
「どしたの?」
『んー?まぁちょっと、色々と…ね?』
「さっきのきにしてる?」
『…うん』
大型が終わって姿が見えない私が気になったそうで、CPUさんはわざわざ探しに来てくれたらしい。優しいと思う反面、申し訳なさが勝って『ごめんなさい』としか言うことが出来なかった。
「Aが落ち込むのちがうよ。ナリエルと同じこと、すぐできないよ」
『でも我儘言ってやらせてもらってるし』
「この世界来たばかりでむりだよ?ぼくもボスにおこられてるもん」
『…』
「ぼくもまだまだ。だから一緒にがんばろ?」
『…うん』
ずび、と鼻を啜れば携帯の電話の着信音が鳴った。チヨさんからで、"まだ加入したばかりでナリエルと同様の負担を掛けすぎた。ごめんな"と謝られた。
『…私の方こそ足引っ張ってごめんなさい。もっと頑張ります』
そう返せばチヨさんは「期待してるぞー」と笑って電話を切った。
「"次の大型取れた。5分後行くぞー"」
「がんばろー!」
『おー!』
CPTさんの優しさに救われて、私はまたバイクを走らせるのだ。
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お話の中でチヨさん厳しいように見えますが"期待してるから指示してる"表現です。私自身結構チヨさん好きです🍌
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時