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S「wwwwwwwww」
『Sellyさん…笑ってないで助けて…』
S「んやぁ、笑うしかないよこれぇw」
Mondoが完全に酔っ払ってる。その証拠に私を抱きしめ、首元に顔をすり寄せている。因みにRasとCPTさんは完全に潰れ、Sellyさんは水のボトルを用意しては爆笑しながら私とMondoを携帯で撮影していた。
M「Aー」
『はあい』
M「Aー…A…
私の名前を呼んでは擦り寄るMondoがわんこのようにしか見えなくて。頭を撫でてあげれば「なぁに」と嬉しそうに口元を緩めた。うっ至近距離の笑顔が心臓に悪い。
『Mondo、眠いならお布団で寝よ?』
M「んー?大胆だねぇ…」
『違うから。私はリビングのソファーで寝るから』
M「やだ」
『やだじゃなくて…コラ、顔ぐりぐりしないの』
M「やだぁ…」
『キスしようとしない!Sellyさん見てるでしょ!』
S「やー、気にするな?」
『カメラ下ろして貰えますか?!』
お酒でかなり眠いのか顔を擦り寄せ甘えるMondoと撮影を止めないSellyさん。宛ら地獄絵図である。
『ほら、寝よ?』
M「いっしょ寝てくれる?」
『え』
M「寝るだけだから」
だめ?とお酒で少しうるんだ瞳で見つめられ言葉に詰まる。普段こんなに甘えないMondoに何も感じない方がおかしいだろう。
『…何もしない、なら…』
M「やったー」
上機嫌なMondoは私を抱き上げ寝室に向かう。まぁ酔ってるしそろそろ寝落ちるだろうし、変な事はしないだろうと判断しSellyさんに『寝かしつけてきます』と伝えて大人しく抱えられた。
S「変な事したら叫べー」
『助けてくださいねー』
S「考えるー」
『こらぁー』
ケラケラ笑うSellyさんに見送られ寝室のベッドに降ろされる。
M「Aー」
『なーにー』
M「んふふ、可愛いねぇ」
『んっ』
M「好きだよ、A」
馬乗りされちゅ、ちゅ、と頬や首元にキスが落とされる。擽ったくて身をよじれば「逃げるだめ」と首元を軽く噛まれた。
『い゛、っ…もん、ど…』
逃げないからやめてと諭すように柔らかい黒い髪を撫でればいつもの鋭い赤がふにゃりと細められた。
M「…A」
『はいはい』
M「
ねむくて日本語が無くなった彼の頬を撫でていれば、やがて聞こえてきた寝息。どうやら完全に寝落ちたらしく動けない体制に息を吐いた。
『…酔ったMondo、可愛かったな』
おっきなわんこみたい。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時