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『ん、ふ、ぁ…も、んど…』

角度を変えては深く口付けられ、生き物のように蠢く舌が口内を侵していく。両手は彼の大きな手で包まれ抵抗など出来はしない。いや、するつもりもないのだけれど。

「…いいね。귀엽다(可愛い)

息苦しくて、もっとして欲しくて、涙目の私を見て呟くMondo。彼の赤い目が満足気に弧を描いていたのが一瞬見えた。

正直な話、Mondoの事だからそういう事(・・・・・)を強請るんじゃないかって思ってた。だってMondoだし。中々逢えないし。会えたとしても半年に1週間とかそれくらいだし。

けど、彼が口付けで満足した後の要求は予想とは違うものだった。

「…zzz」
『…本当に寝た…』

癒して、とお願いしたMondoは今、ソファーに腰掛ける私の膝に頭を乗せて眠りに落ちていた。所謂膝枕で、疲れたから眠い、そばにいて、との事だった。

携帯で彼の寝顔をこっそり撮って、そのあと手持ち無沙汰で彼の頭を撫でる。猫っけらしい彼の髪は細くしなやかで、それでいてさらさらで触れていて心地がいい。

『ふふっ 可愛い』

いつもはあんなに暴君なのに。さっきまであんなにも色っぽかったのに。私の膝枕で眠る姿は子供のようだ。

『ゆっくり休んで、元気になってね』

元プロゲーマーとあってか、彼の配信時間は長時間のものが多い。特に最近はストグラで深夜から早朝にかけて配信してることがザラだ。そんな彼の体調が心配にならないわけがなく、かと言ってゲームが好きな彼にやめろだなんて言えなくて。

『Mondoの幸せが私の幸せ、だから』

好きな事をして楽しんでるMondoが好き。だから、体を壊さない程度に好きな事をして楽しんで欲しい。それが私の願いだ。

『…ん、起こさないようにスマホでも弄ろうかな』

気持ちよさそうに寝てるMondoの頬を撫で、私はスマホに視線を落とした。



「…ん、…A?」
『ん。おはようMondo』

目を覚まし最初に目に入ったのは携帯にイヤホンを繋いで動画を見てるA。体を起こし時刻を確認すれば20時を過ぎた後だった。

膝枕のお陰かな。頭がすごくすっきりした。

『よく寝てたね』
「ん…」

寝癖ついてる、と目を擦る俺の横の髪にそっと触れるA。『癒しになれた?』と小首を傾げる姿が可愛かった。

「なれた。ありがとう」

なんて頬にお礼のキスをすれば照れたように微笑んだ。

ああもう、可愛いな。

.

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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時

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