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無「この子がボスが言ってた子かぁ」
チ「強いの?」
M「まぁまぁ」
MonDから紹介されたチヨさんと無馬さん達にジロジロ見られる。少し怖いけど、被り物の方は以前MonDから私の話を聞いてた筈だし大丈夫…な筈。
無「とりあえず腕前はみたいかな」
『え』
はい、と無馬さんから手渡されたのは銃。そしてチヨさんもまた銃を手にして、離れた方へと歩いていった。
M「撃ち合いね。距離離れて、視線は前。合図したら相手向かって撃つ」
『え』
無「まぁ遊びだと思ってやってみてよ」
『…はい』
要するにビーチフラッグの銃版か。撃つ感覚はMondoに1度射撃場で試されてるから感覚は慣れているけど…大丈夫かな。
無「いくよー?よーい……ドン」
合図と共に振り返り頭に照準を瞬時に合わせる。180°視点を変えての的確なヘッドショットに、チヨさんは驚いた声を上げて倒れMonD、無馬さんは「おー」「ナイスー」と私の方に歩いてきた。
無「上手いね。ボスみたい」
M「Aも強いからね」
チ「えぐいってぇ〜…」
どうやら好感触らしく、お褒めの言葉に照れる。
M「とりあえずチヨ起こすか」
ナリエルいる?と無線でまた誰かを呼ぶMonD。少ししたら兎のお面を着けた女の人がやって来てチヨさんを治療し始めた。
『あの人は?』
無「ウチの個人医のナリエルだよ」
『へぇ…』
個人医って事はお医者さんだよね。カッコイイ…
ナ「はい、終わったよぉ〜」
無「で?ボスこの子担当は何『個人医やりたいです』え」
『個人医、やれますか?』
銃の打ち合いも楽しそうだけど、ナリエルさんみたいに人を助けるのもやりがいがありそう。
M「え、でも銃持てないよ」
『え』
M「だから戦闘員しよ」
『…やだ、個人医がいい…』
新人なのにわがまま言うのは間違ってるって事はわかってる。でもやってみたいのだから仕方がない。
『お願い。やらせて』
M「…どうしよう無馬」
無「(ここまで困ってるボス初めて見た)やらせてあげたら?医者足りてないのは事実だし」
様子見て変えていこうよ、と無馬さんが言ってくださったので、MonDも「いいよ」と許可をくれた。見守ってくれてたナリエルさんが「よろしくね〜」と挨拶をしてくれて。
『よろしくお願いします!先輩!』
なんて言えば「妹みたい〜」とナリエルさんは笑ったくれた。
無「妹みたいだね。Aちゃん」
M「ん」
ALL IN、良い人多くて良かったぁ。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます! (5月2日 23時) (レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬 | 作成日時:2024年1月21日 0時