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「Aさん撃たれてます！」
『わかって、る…っ！』
CRオフィスでしすこさんと、オンライン出演のRasとでエペカジュアルマッチ。今日はゲーミング女子向けの案件でキーボードの紹介をしていたはずだった。
だけど私のブラハの動きがいつも以上に悪く被弾してばかり。キーボードの接続状況が悪かったと知ったのは、配信が終わった後の事だった。
『っ、全滅…ごめんなさい…』
「ん〜ドンマイ！そういう時もありますって」
俺なんてしょっちゅうよ？とすかさずフォローを入れてくれたしすこさん。だけど長年の付き合いであるRasは違ったみたいで。
「今日どうかしたんですか」
『いや？特に何もないけど』
「でも弾当たってましたよね？いつもは避けれてたのに」
RasはMondoより私を近くで見てた人。だから違和感には気付きやすい。でも生放送時に、しかも案件であるキーボードの調子が悪いなんて言える筈もなく。
『何でもないってば。Rasってば執拗い』
「…」
メッセージでこっそり素直につたえれば良かったのに、つい、そう返してしまって。「そうですか」と冷たく返したRasは、それ以降報告と雑談以外で私と言葉を交わすことは無かった。
私が百パーセント悪いのにね。
なのに何で、彼が謝りたいだなんて言うの？
※
Mondo side
「…」
『ぐす…っ、ひっく…』
「……落ち着いた？」
『……ぅ、ん』
色々ありすぎて疲れちゃったらしいAが、俺の腕の中でゆっくり顔をあげる。
韓国に来た時みたいに体に異変は出てないみたいだけど、このままだといつ起こるかわからない。
「大丈夫だよ。ね？」
『…』
言葉を返す代わりにシャツを弱々しく握るA。背中を優しく撫でれば、そのまま胸に顔を預けてきて空を仰いだ。
『…私、さ』
「うん」
『すぐRasに裏で言えばよかったなって』
「うん」
『接続不良なの、すぐ言って待ってもらえば良かったなって思った』
ぐすぐす鼻を鳴らして自分がどうするべきだったか反省をするA。
前向きなところ、いいね。
『…Ras、謝ったら許してくれるかな』
「大丈夫じゃない？アイツ、Aには甘いし」
俺の言葉に『うん』と返したAの目元を拭えば、彼女は目を細めてふにゃりと笑った。
『ありがと、Mondo』
頭を撫でれば甘えるように胸に顔を寄せてきて。
あぁもう、こっちの気も知らないで。
『？もん、んっ』
無防備な彼女の柔らかな唇に、俺は噛み付くようなキスをした。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます！ (5月2日 23時) (
レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬
| 作成日時：2024年1月21日 0時
