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はらはらと落ちてくる雪を眺めながら、Mondoと雪の積もった道を歩く。うっすら積もってる程度だけど、偶に踏み固まった雪で滑る道もあるので油断大敵だ。
『もっと寒くなりそうだね』
「早く帰ろ」
『ね。晩御飯はお鍋にしようかな…』
冷蔵庫に丁度いいお肉とお魚、野菜もあったはず。Mondo久しぶりにお酒飲みたいってこの前言ってたし、鍋するしかないな。うん。
「A、ちゃんと前見ないと転ぶよ」
『大丈夫！スノーブーツ履いてるし！』
転ばないようにと、いざと言う時の為に買っておいたスノーブーツ。それにふふんとドヤ顔してみせればMondoは「おぉ」と言葉を漏らした。
「転ばないって、それ？」
『うん！』
だから平気、と一歩踏み出した瞬間、ガツンと足が突っかかる。
『きゃ…っ』
体が傾く感覚に目を瞑れば、腕を引かれ温かい腕に包まれた。
「だから言ったじゃん」
『…ごめん』
ため息をついたMondoは私を抱きしめる様に背中に腕を回し支えてくれていて。雪で見えない段差の事が頭になかった私は素直に謝った。
「怪我してない？」
『うん、平気』
「段差気を付けて」
『はぁい』
「寒くなってきたし、早く行こ」
『…あの、』
「うん？」
『…少しだけ、このままがいい…な？』
さっきの事もあって、何だか寂しくて。胸に顔を埋めながら視線を上げれば、Mondoは少しばかり黙り込んだ後肩を抱いて私を物陰へと連れてきた。
『もん、んぅ』
合わされた唇と軽く食まれる感覚に体がふるりと震える。
「…それ以上はだめ」
『あ、ぇ？』
「…
唇をそっと離したMondoはまだ熱が残る私の唇を指でなぞる。それに体の奥が熱くなるのを感じた。
「とりあえず帰る。…お楽しみは夜ね」
『…はい』
真冬の寒い夜に、熱い時間を過ごすことになったのは言うまでもない。
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本当は顔から雪に転ぶ場面など書きたかったのですが、もう1ページ追加になりそだったので断念。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます！ (5月2日 23時) (
レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬
| 作成日時：2024年1月21日 0時
