君となら mnd ページ13
※折角なので雪ネタで(2/5執筆)
『Mondoー！見て！雪！』
「はしゃぐと危ないよ」
『へーきへー…んぎゃ！冷たっ！』
「www」
Mondoが日本に仕事で来ました(勿論泊まるのは私の家)。
そんな冬のある日の事、朝起きて覗いた窓の外一面が白く染っていて。窓を開けてベランダの手すりに身を乗り出せば屋根上から落ちてきた少量の雪が手を濡らした。
『うぁ…さむ…』
「だから言ったじゃん。閉めよ」
『うん…』
Mondoに手を引かれ中に戻り、洗面所で手を洗って朝ごはんを作る。今日は簡単におにぎりとお漬物、あとお味噌汁。シンプルだけど美味しくて寝起きでも食べやすいんだよね。
『今日はお仕事何時に終わる？』
今日のお仕事はオンライン配信されるゲーム番組で、元プロ選手としてのインタビューらしい。ちゃんとスタジオで、スタイリストさんにセットされて撮影するらしい。
「多分17時」
『お迎え行く？』
「いいよ。A転ぶでしょ」
『そ、そんな事ないし！』
「ふぅん？」
意地悪そうに笑って見るMondoの視線から目を逸らしてお味噌汁を飲む。Mondo酷い！私そこまで間抜けじゃないし！
『もういい！何言われても迎えに行くから！』
「大丈夫なのにねぇ」
言い出したら聞かないのをわかってるのかMondoはそれ以上やめろなんて言わず、「気を付けてね」とだけ言った。本当は嬉しい癖に。
「終わったら電話するけど、寒いなら中入って待ってて」
『部外者が入ったら怒られない？』
「部外者じゃない。恋人だから」
『…ﾊｲ』
サラッと言ってのけるMondoにじわりと顔が熱くなる。本当、いつまで経っても慣れないな。
「ごちそうさま」
『ん。お粗末さまでした』
「時間あるし、ゆっくりしよ」
『片付け終わったらね』
一緒に食器を片付けて、ソファーに並んで座ってテレビを眺める。今は雪は止んだけど、また夜に降るらしい。
寒くなるから雪は嫌いだけど、Mondoと一緒の時は好き。
「また寒くなるか」
『しかも夜からだねぇ。…湯たんぽいる？』
「要らないよぉ？ここに大好きな湯たんぽあるし」
なんて私をギューッと抱きしめるMondoに『苦しいよー』なんて笑う私。
幸せだな、とMondoのいるこの空間を堪能していれば、時間はあっという間に過ぎ仕事の時間になってしまった。そろそろ行かなきゃ。
『コートとマフラーここだよ』
Mondoの身支度を手伝って、いってらっしゃいとキスを交わす。
『…結婚したみたい』
いつかなれたらな、なんて。
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うみ(プロフ) - 良さげだったのに帰国させた先方を恨みます。こっからも楽しみに待機してます！ (5月2日 23時) (
レス) @page50 id: 5788af662a (このIDを非表示/違反報告)
名無し37131号(プロフ) - ただの妄想だけどモミアゲヨシャカアゲヨとか歌ってネタに走って欲しいw (4月3日 0時) (レス) @page39 id: 44a1f27f6a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(??)(プロフ) - ガチでおもろかった (3月16日 20時) (レス) @page30 id: 8a15510d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬
| 作成日時：2024年1月21日 0時
