素は絶対に見せないとか無理だったわ (ページ16)

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記憶 53話ページ16

Aside

『おとーさん！』

父「どうした？A」

『いってらっちゃい!!』

父「行ってきます、ごめんねすぐ帰ってくるからね」

『うん!!まってる！』

母「行ってらっしゃい、気を付けて」

父「あぁ、お土産買ってくるな」

母「あらwwありがとう」

ごく普通の平和な家族少し違うかもしれないのが父が外国で過ごしていること

でも父はちゃんと家に帰ってきてくれる、母の元へ私の元へ…………

『お父さんお帰りーーー』

母「お帰りなさい、今日はカレーよー」

父『「やったー」』

私が小学生3年生の頃いつも通りお父さんは帰ってきていつものように私と楽しく遊んでいた。

『ふぁぁぁぁ』

父「今日はAの誕生日だな～」

『うん(*^^*)』

私はその頃友達に悩まされていた

暁姫花(全国の暁さん姫花さんすみません)
ちゃん(ｱｶﾂｷﾋﾒｶ)

クラスのトップにたつその子はかっこいい子が大好きで今で言う悪女って言うやつだった

男の子とも女の子とも中が良かった私はいいように思われておらずちょっとしたハブりがおきた

3年生の私にはそれはとてもとても重く体全体にお守りのように乗ったっていた

ケーキを買い上機嫌で帰り道を歩いていた………が
目の前に姫花が現れた

私のお父さんはとってもかっこいいだからそれが気に食わなかったのだろう

通りすがりに「キモっ」「お前の顔なんか見たくない」「気取ってんじゃねーよ」そう言われた、道路の真ん中で……

父「A!!」

『………もう…………いっか』

キキーーーーードンッ

痛みは感じず意識だけが遠のいた

母「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

『んん』

生きてた………私は

『え？』

お父さんは死んだ

そこからことは悪い方へどんどん進んだ

学校でのハブりがエスカレートしある日の金曜日……

┌──────────────────────┐│ Aへ │
│ │
│ ごめんね │
│ お父さんの所へ行きます。母より │
└──────────────────────┘

母も死んだ

学校ではそれから3年間姫花と同じクラスになることはなかった

しかし

姫「久しぶり～Aちゃん」

姫「お父さんとお母さんは元気？」

教室のど真ん中で