檻の中の少女 55話 ページ18
Aside
目が覚めると……知らない場所にいた
少し鉄臭く冷たい空気が漂う、少し小さめの倉庫に
カチャン
手は手錠で塞がれ足や体は縄で縛りつけられていた
もちろん口はタオルで縛られていた
『んんんん!』
ガチャ
『ん』
?「うるさいわね……バレたらどうすんのよ」
『ん!!』
目の前に暁 姫花がいた
ドンッ
『ツ!!!』
頭にものすごい衝撃が加わる
姫「お久しぶりーAちゃんw」
『っはぁ』
私は重い頭を起こし姫花を睨んだ
姫「あははははは、随分偉くなったんだねー私を睨めるなんてw」
『私はもうひとりじゃないから、棗やそらる先輩、成瀬や他の人達もいる』
姫「だから何よw今この場に私とあんたしかいないんだったら私が上でしょw」
姫「っていうかまだあのチビいたの?早く捨てられればいいのに粘り強い女w」
『棗はそんな事しない』
姫「そんなことよりそらる先輩って言ったわよね今」
私は今口走ったことをひどく後悔した
『…………』
姫「そらるってあの有名歌い手のそらるさんよね?あんたが言ってる学校歌い手学校だもんねwなんでお前なんかがそんな人達と仲良くしてる訳?」
『…………』
姫「黙ってんなよ!!」
『ゲホッ』
喋っちゃダメ………そらる先輩達に被害が行く!
なら痛くても慣れてる私がここで足止めすれば………
?「あ〜A目が覚めたんだ〜」
!!!!!!!
こんなことある?
私の嫌いな姫花に
私の嫌いな慎吾さんが加わるとか
『なんですか、』
声が一瞬で変わるのがわかる
姫「えー何その声の変わりよう、そうやってそらるさん達におべっか使ってたんだ」
姫「ほんとに人間のクズだね」
姫「あ、スマホあったよね!」
慎「これね」
姫「えーとロックは?」
『………………』
『キャ』
腕を掴まれた
姫「はい、ご苦労さま」
ダメ!!
テレレテレレテレレテロリン
そ「もしもしA!!今どこに!!」
姫「あ!そらるさんですか?」
『え?』
そ「ええっと……」
姫「私、Aの友達の姫花って言います」
姫「今Aと───にいるので来てもらってもいいですか。」
そ「わかった」
『ダッ』
ポチ
『メ……』
姫「ふふふそらるさんは私のモノw」
そらるさんはものじゃない!
あんたなんかにそらるさんが許すわけない…
いつからこんな好きになったんだろう
苦しいよ
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天狼(プロフ) - ホタテ会(貝じゃないよ)さん» (う)? コメントありがとうございます笑 (2022年1月16日 7時) (レス) id: 61449ded83 (このIDを非表示/違反報告)
ホタテ会(貝じゃないよ) - (い)? (2021年12月31日 15時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
こうこう(プロフ) - 天狼さん» (あ)をパクられた() (2020年11月29日 15時) (レス) id: 9331ad7530 (このIDを非表示/違反報告)
天狼(プロフ) - おお!こんばんはーありがとうございますwww(あ) (2020年11月29日 8時) (レス) id: 61449ded83 (このIDを非表示/違反報告)
こうこう(プロフ) - 好きです(あ) (2020年11月29日 1時) (レス) id: 9331ad7530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天狼 | 作成日時:2020年10月24日 13時