大空2人による逆行物語【REBORN】Ⅶ (ページ9)

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夕空239 ページ9

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それから再び戦闘になるがやられる一方だった。

リ「復讐者にはきいてねえな」

ヴ「せめて骸とフランの幻術が合わされば何とかなりそうなものを！！」

リ「？フランの幻術が加わると何が起こるんだ？」

ヴ「まだ理論の段階ではあるのだが喰骸鴉(ガガイア)の攻撃力も守備力も倍加するはずだ！！」

リ「なるほどな…だがこれでは…」

山本、犬、獄寺、千種が敵の攻撃により倒れている。

ヴ「手も足も出ない…勝ち目はない！！予想以上だ、圧倒的すぎる！！」

M「そんなのイヤ！起きてよフラン！」

そんな時だった。

「私にその幻術を…手伝わせてください…」

入り口の方から声が聞こえたのは。
その声に骸とリボーンが反応する。

髑「私も…戦う…」

そこにいたのは息が上がってるクロームだった。

M「バカ女！！あんた重病なんでしょ！？」

超ツ「ク…クローム！？なんで！？」

リ「クロームはオレのバトラーウォッチを着けたオレの代理だ」

超ツ「なっ正気かリボーン！？」

M「大丈夫なの？」

ヴ「フラついているぞ！」

超ツ「クローム、なぜ来た！？お前…内臓が消滅してるんじゃ…」

だがツナの言葉を聞いていないのかクロームは歩みを進める。

リ「ヴェルデ、クロームは霧の炎を操る術士だ。幻覚を本物にするフランの装置をつけてやってくれ」

ヴ「何だと！？あの娘に骸との合わせ技をやらせる気か！？いきなりでは無理だ！！第一あの体では！」

リ「頼む」

ヴ「ぬっ…ったく情けない事になってきた！！あの娘に頼るしかないとは！」

フランの装置を取りに行くため、駆けるヴェルデはふと気付いた。

ヴ「静かだぞ…？これはどういうことだ！？先程まで手の付けられぬ程暴れていたのに復讐者達の攻撃が止んでいる！！」