大空2人による逆行物語【REBORN】Ⅶ (ページ11)

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朝空241 ページ11

超ツ「そうか…！！骸が肉体を取り戻したことで骸がクロームの体から得られるものが無くなった…

それを悪いと思ったクロームは内蔵の幻覚を遠慮してるんだな！」

リ「うむ、やはりガキだな。お前は」

超ツ「な！？」

リ「確かにそれも少しはあるだろーが、問題はクロームの心の変化だとオレは思っている」

超ツ「心の…変化？」

リ「肉体を取り戻した骸はクロームにとって運命共同体ではなく自分無しでもやっていける完全無欠の1人の青年になってしまった

もう骸は自分の一部ではなく…自分も骸の一部ではない…初めて自分の外部に骸を見たんだ

そして今度は自分を一人の人間として見て欲しいという気持ちが芽生え始めている

だからこそ骸が自分に介入してくることを拒み骸が創り出す内臓を拒絶しているんだ」

超ツ「……そんな…」

リ「しかし一方で今までと同じように骸の内臓といつまでも共存したいという気持ちもあって骸の肉体が牢獄から出てからクロームの心は身動きがとれなくなっちまった…

いわゆるジレンマってヤツだな。こればっかりは他人がどうしてやることもできない

徐々にクロームの身も心も綻び軋んでいった。
骸がわざと混乱するクロームと距離を置いてみたのも理解できる処置だ」

超ツ「骸…それでクロームを並盛に…」

骸「僕はあの子に一人前の兵隊になってもらいたかった。だがあの子は全てを拒み衰弱していった」

兵隊、ねぇ…だけど骸クン、前世でもすっごいクロームチャンを大切にしてたよね

超ツ「へ…兵隊だと！？何言ってんだ…クロームは女の子だぞ！？」

骸「僕が彼女なや見出していたのは戦士の素質です。沢田綱吉達のチームに入り戦士として僕に向かってきたなら再び彼女を戦士として認めるつもりだった」

超ツ「なっ、あいつにそんな事できるわけないだろ！？クロームはお前のことを…」

骸「だが、現に来た！！」

リ「お前達がケンカしてもしょーがねーぞ。オレが病院でクロームに言ったのは一つだけだ
〝クローム髑髏、お前は六道骸のどこにいたいんだ？〟だ。」

クロームチャンがこっちに来たと思ったら…

骸「！！自らの内臓を自らの幻覚で補い始めた！！」

凄まじい霧の炎圧を感じ覚悟を決めたことが見て分かった

それから骸クンとクロームチャンの現幻限(げん)獣六無夢(む)骸鴉により敵二人を倒し真ん中の復讐者は綱吉クンが倒した