267*ココさんコーデ ページ40
私とココさんは早速町中を回ってみた
実は、私がショッピングに行きたがったのにはある目的がある
憧れてるっていうのもあるけど、もう一つ
それは…
ココさんに服をプレゼントしたい!
いつも黒の全身タイツだからたまには違う服装でも良いんじゃないかな
それにココさん、カッコいいからきっとなんでも似合いそうだし!
良さげな店を見つけて、店内へ
「わぁ!ココさん、沢山ありますね!」
「…うん、そうだね」
何が良いかなぁ
ラフにパーカー?
大人っぽくジャケットとか?
あ、でもココさんはいつも首を隠してるからVネックのシャツにロング丈カーディガンとか似合いそう!
「ココさん、これどうですか?」
「…そうだね…良いと思うよ」
…あれ、なんか反応が微妙?
私、あんまりファッションとかわからないから気に入ってくれなかったのかな
「…ごめんなさい」
申し訳なくなってポツリと謝ってしまう
ココさんはそんな私をみて、慌てて訂正した
「ち、違うんだよルナちゃん!僕はさ、ほら…毒人間だから……あまり露出しない方が良いかとおもっ…ぶっ!?」
暗い顔をして喋るココさんのほっぺを両手でむにぃっ!
「りゅ…りゅにゃひゃん…にゃに…?」
「なんともありませんよ!!ほら、こんなに弱い私でも触れるんですからココさんは危険な人なんかじゃありません!そうでしょう?」
今までずっと苦しんできた
自分は危険な人物だと
だから急に思考を変えろなんて言われても難しいのはわかってる
でももったいないですよ
だってあなたはこんなに魅力的な人なんですから
だから、自分を卑下しないで?
「りゅにゃひゃん………しょろしょろはにゃひてくれにゃい?」
「ふふっ!ココさん、面白い顔でしたよ!」
「君がむにってするから……でもありがとう。試着してくるよ」
そう言って、彼は試着室に向かった
カーテンの奥から出てきたココさんはまるでモデルさんみたいだった
背が高くて、筋肉はあるけどスラリとしてるから完璧に着こなせてる
「凄いですココさん!カッコいいです!!」
「そうかな…君に褒められると嬉しいよ」
「ふふっ!それじゃあ行きましょうか!」
「えっ、お会計は良いのかい?」
「もう済ませました!それは私からのプレゼントですよ!」
「ルナちゃん…ありがとう」
彼の笑顔がまたキラキラと輝く
ココさんはとても嬉しそうだった
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にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» あとゼブラのことですね!ミストアイランド編はメロウコーラ編が終わった後の話なので、ゼブラは小松のことを知っています。わかりづらくてごめんなさい(;´Д`) (2019年3月7日 23時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» いえいえ!またいつでもコメントしてください(*´ω`*) (2019年3月7日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - にゃんこさん» そうなんですか?!そうとは知らずに失礼しました (2019年3月7日 10時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» コメント、ありがとうございます!鉄平とココはセンチュリースープ編で出会っているとの内容でしたが、それはアニメ版での話で、原作では出会っていません。私の小説は原作添いなので、二人は初対面なのです! (2019年3月7日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - もっと言うなら神秘の森の再生時にココと鉄平は初対面のような表現をなされましたが神秘の森はセンチュリースープの時に二人は会ってますし神秘の森はセンチュリースープの後の出来事なので二人は初対面ではないはずですが? (2019年3月7日 1時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんこ | 作成日時:2018年3月3日 16時