264*師弟 ページ37
【鉄平サイド】
グルメフォーチュンから電車に乗って、トボトボと帰路につく
再生所の扉を開けると
「おーう、随分早ぇじゃねぇか!…って、ルナはどうした?」
師匠が出迎えてくれた
「ルナちゃんはココと一緒っす」
「…で、どうしてまた一人でノコノコと帰ってきたんだ?」
「師匠…言い方キツいっすよ……そりゃあ俺だってルナちゃんと一緒にいたいですよ。もちろん他の男と二人きりにもさせたくないし。でもさぁ…」
急に思ったんだ
客観的に見たら、やっぱりちょっと見苦しいかなって
師匠に言われたとおりだ
いくら好きだからって、彼氏でもないのについて行くだなんて
一緒にいたい
独り占めしたい
俺だけを見て欲しい
日にちが経つにつれ独占欲は膨れあがってくるけど
あまり大きくしすぎると本当に嫌われちまう
それだけは嫌だ
「でもやっぱり、ついて行くべきだったかなぁ…」
今頃ルナちゃんはココと二人きりでデート…
あーっ、何にも起こらないでくれーっ!!
「がはははっ!まぁ、今回はココに譲ってやれ。お前はルナといつも一緒にいるだろが!」
「…師匠もいますよ」
「そりゃぁお前、ここは俺の再生所だからな!なんだったらルナをつれて独立するか?ノッキングラウンドにお前の再生所があんだろ」
「それもいいっすね…でもルナちゃんは師匠と離れたがらねぇっすよ。あ、あと師匠が寂しがるしね!」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ!…今夜は飲みに行くか!話くらいは聞いてやるぜ?」
「師匠………師匠のせいでほとんどの店が出禁になりましたけどね!」
「がはははっ!じゃあここで飲むか!」
はぁ…ルナちゃんが帰ってきたら、思いっきり抱きしめたい
早く帰ってこないかなぁ…
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にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» あとゼブラのことですね!ミストアイランド編はメロウコーラ編が終わった後の話なので、ゼブラは小松のことを知っています。わかりづらくてごめんなさい(;´Д`) (2019年3月7日 23時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» いえいえ!またいつでもコメントしてください(*´ω`*) (2019年3月7日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - にゃんこさん» そうなんですか?!そうとは知らずに失礼しました (2019年3月7日 10時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» コメント、ありがとうございます!鉄平とココはセンチュリースープ編で出会っているとの内容でしたが、それはアニメ版での話で、原作では出会っていません。私の小説は原作添いなので、二人は初対面なのです! (2019年3月7日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - もっと言うなら神秘の森の再生時にココと鉄平は初対面のような表現をなされましたが神秘の森はセンチュリースープの時に二人は会ってますし神秘の森はセンチュリースープの後の出来事なので二人は初対面ではないはずですが? (2019年3月7日 1時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんこ | 作成日時:2018年3月3日 16時