262＊鉄平VSココ ページ35
電車を乗り継いで、ココさんの住む町、グルメフォーチュンに到着
「…誰もいない町って初めて見ました」
「今は猛獣が出る時間だからじゃない？皆家の中に避難してるんだよ」
「えっ！？町に猛獣が出るんですか！？」
そんな危険なところによく住めるなぁ
私だったら即引っ越しを考える…
そんなことを考えていると、遠くから黒い人影が…
「あっ、ココさん！」
「やぁ、ルナちゃん！久しぶりだね！待ったかい？」
久しぶりに見るココさんは明るい笑顔を向けてくれた
「いいえ！丁度今来たところですよ！」
「それなら良かった！君から会いたいって言ってくれて僕はすごく嬉しいよ！」
ニコニコと笑うココさん
私もつられて笑顔になる
「…それで」
急に笑顔を消し、彼は鉄平さんをキッと見据えた
「どうしてお前がいるんだい、鉄平？」
「ルナちゃんに誘われたからだ！俺がいちゃ悪ぃのかよ！」
「悪いね、すごく悪い。僕と彼女の二人きりの時間を邪魔するなんて、もう塵になった方が良いんじゃないのか？」
「塵になるのはお前だ、ココ！！」
バチバチと火花を散らす二人
え、えぇ〜……急に喧嘩勃発！？
「お二人は仲良しじゃないんですか！？」
「「全然！」」
あれ…息ピッタリ？
「そ、そんなこと言わないでください！せっかくだから仲良くしましょう！ね？」
「はぁ…まぁ、本来ならお帰り頂きたいが「帰るもんか！」ルナちゃんに免じて今回は我慢するよ」
何とかこの場は収まったみたい
そっか、二人は仲が悪いんだ
じゃあ鉄平さんがココさんに会いたがってるっていうのは、私の早とちり…
少し残念…
「それよりルナちゃん、今日はどうしたんだい？まだ何も聞いてないけど…」
「あ、はい！今日はココさんにお礼がしたいと思いまして！」
「お礼って……神秘の森でのことかい？」
「はい！」
「そっか…僕はルナちゃんが僕のことを好きになってれたと舞い上がってたよ」
「…私はココさんのこと、大好きですよ？」
「そういうことじゃないんだよ」
ココさんはそう言うと、またニコッと笑った
でもそれはさっきまでの笑顔とはどこか違う
「自惚れんな！ルナちゃんは皆同じに好きなんだよ！」
「僕は今彼女と話しているんだ。外野は黙っていてくれないか？」
「なんだとっ！？」
また喧嘩勃発
あれ、なんかサニーさんとリンみたい…
ちびちゃん連れてくれば良かったかも…
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にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» あとゼブラのことですね！ミストアイランド編はメロウコーラ編が終わった後の話なので、ゼブラは小松のことを知っています。わかりづらくてごめんなさい(；´Д｀) (2019年3月7日 23時) (
レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» いえいえ！またいつでもコメントしてください(*´ω`*) (2019年3月7日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - にゃんこさん» そうなんですか？！そうとは知らずに失礼しました (2019年3月7日 10時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» コメント、ありがとうございます！鉄平とココはセンチュリースープ編で出会っているとの内容でしたが、それはアニメ版での話で、原作では出会っていません。私の小説は原作添いなので、二人は初対面なのです！ (2019年3月7日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - もっと言うなら神秘の森の再生時にココと鉄平は初対面のような表現をなされましたが神秘の森はセンチュリースープの時に二人は会ってますし神秘の森はセンチュリースープの後の出来事なので二人は初対面ではないはずですが？ (2019年3月7日 1時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2018年3月3日 16時
