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260*グルメ細胞? ページ29

「氷がないのは残念ですけど、炭酸水は十分冷えてると思うので大丈夫だと思います!はい、ゼブラさん!」

コップをゼブラさんに差し出す

「今日は本当にありがとうございました!」

「フン...調子に乗ってんじゃねぇぞ」

彼はそう言いながらコップを受け取り、サイダーをグイッと飲む

私もコップに口をつけ、コクンと一口飲んでみた

うわぁっ...おいっしぃー!!

まず一番始めに来たのはシュワシュワと弾ける炭酸

さすがエアアクア!

炭酸が入ってても軽くて飲みやすい!

そしてメインの流星の雫

味はまるで蜂蜜のように、コクがあってとてもまろやか

でも少し酸味が入ってるから後味はスッキリ

老若男女に愛されそうな味だった

「んん〜っ!!本当に美味しい!ゼブラさん、どうですか?」

「まぁまぁだな」

言葉とは裏腹に顔のニヤつきが止まらないご様子

相当満足してくれたみたい!

気づけば体のあちこちにできていた傷も綺麗に治ってる!!

やっぱりこの蜜の栄養価の高さは伊達じゃないみたい!

しばらくサイダーを楽しんでいると、ゼブラさんの視線に気づいた

目を見開いて、酷く驚いた顔をしている

「どうしたんですか?私の顔に何か...?」

「...小娘...お前...」







【ゼブラサイド】


流星サイダー...メロウコーラまでとはいかねぇが中々の味だった

きっと俺だけの力じゃ味わえねぇもんだな

こいつが...小娘がいたから...

そう思いながら小娘を見ると、体にあったはずの傷がなくっているのに気づいた

まぁ、栄養価のが高ぇなら当然のことか



...いや、違ぇな


あの傷の治り方...俺達のと同じだ



細胞が活性化してる...?



つまり、小娘は...





グルメ細胞持ちか?



「どうしたんですか?私の顔に何か...?」

「...小娘...お前...グルメ細胞を持ってんのか?」

「...はい?」

小娘は何のことかというような声を出した

「そんなもの、あるわけないじゃないですかぁー!私には普通の細胞しかありませんよ!」

そう笑いながら答える

心音に耳を傾け注意深く聞いてみたが、嘘は着いちゃいねぇ

だが確かに、あればグルメ細胞によるものだ

もし本当にそうなら小娘は...

...いや、これ以上考えんのはやめだ

余計な波風を立てたくねぇからな

俺は一旦頭をリセットさせると、またコップを傾けた

【作者からご挨拶】→←259*美味しい飲み方



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にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» あとゼブラのことですね!ミストアイランド編はメロウコーラ編が終わった後の話なので、ゼブラは小松のことを知っています。わかりづらくてごめんなさい(;´Д`) (2019年3月7日 23時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» いえいえ!またいつでもコメントしてください(*´ω`*) (2019年3月7日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - にゃんこさん» そうなんですか?!そうとは知らずに失礼しました (2019年3月7日 10時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» コメント、ありがとうございます!鉄平とココはセンチュリースープ編で出会っているとの内容でしたが、それはアニメ版での話で、原作では出会っていません。私の小説は原作添いなので、二人は初対面なのです! (2019年3月7日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - もっと言うなら神秘の森の再生時にココと鉄平は初対面のような表現をなされましたが神秘の森はセンチュリースープの時に二人は会ってますし神秘の森はセンチュリースープの後の出来事なので二人は初対面ではないはずですが? (2019年3月7日 1時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんこ | 作成日時:2018年3月3日 16時

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