255＊不意打ち ページ24
「ゼブラさん！みぃーつけたっ！」
「小娘っ！？」
やっと見つけた！
当てもなく闇雲に探し回ったけどこんなに早く見つかるなんて！
やっぱり私、食運持ってるぅ〜♪
「...ゼブラさん？」
あれ、なんか反応ない...？
いつまでも口を開かない彼を不審に思ってると
「...きゃっ！？」
急に...本当に急に...
抱きしめられました
「えっ、あの...？」
私の肩に顔を埋めて
ギュウッと腕に力を込めてくる
ちょっと痛いかも...
「...無事か？」
顔を伏せたまま口を開くゼブラさん
「は、はい！」
「怪我はねぇか？」
「はい！あ、でも転んだときの怪我ならありますよ！」
「ﾁｯ...」
「え、なんで舌打ちするんですかぁ！？」
彼の態度に私は頬を膨らます
でも...
「心配、してくれたんですね！」
「なっ！？...違ぇよ！」
いきなりバッと離れるゼブラさん
「え〜本当ですかぁ？」
彼の様子の変わりように思わずニヤニヤ
「違ぇっつってんだろ！調子に乗ってんじゃねぇぞコラ！」
「ふふっ！..ゼブラさん、ありがとうございます！」
「...おう」
ゼブラさんはぷいっと背中を向けちゃったけど
後ろから見える耳は真っ赤になってる
照れてるんだ！
なんだかんだ言って、やっぱり優しい人だなぁ
「...おい、小娘」
「はい？」
「あれじゃねぇのか？流星(イリア)の花...」
セブラさんは腕を伸ばして指を指している
まさかと思いながらその先を見てみると
「...あっ！！」
霧の中でふわんと小さく光る花...あれが！
「流星の花！！」
私ははやる気持ちを抑えきれずに、すぐに花の下へ駆け寄った
もう少しで手が届く
そう思った次の瞬間
「止まれっ！！小娘ぇっ！！」
「え？ きゃあっ！？」
何か長いものがとんでもないスピードを持って私に接近してくる
突然のことだったから、反射的にその場にしゃがみ込み目を堅くつむった
...ﾄﾞｽｯ
何かにぶつかった音
ﾎﾞﾄﾎﾞﾄｯ.....ﾋﾟﾁｬｯ...ﾋﾟﾁｬｯ...
液体が地面に落ちる音
暗闇の中で聞こえる音にそっと目を開ける
「っ！？..ゼブラ...さん...？」
目の前にいるのは、口から血を流し、お腹を貫かれた彼だった
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にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» あとゼブラのことですね！ミストアイランド編はメロウコーラ編が終わった後の話なので、ゼブラは小松のことを知っています。わかりづらくてごめんなさい(；´Д｀) (2019年3月7日 23時) (
レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» いえいえ！またいつでもコメントしてください(*´ω`*) (2019年3月7日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - にゃんこさん» そうなんですか？！そうとは知らずに失礼しました (2019年3月7日 10時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - Yurikaanさん» コメント、ありがとうございます！鉄平とココはセンチュリースープ編で出会っているとの内容でしたが、それはアニメ版での話で、原作では出会っていません。私の小説は原作添いなので、二人は初対面なのです！ (2019年3月7日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
Yurikaan(プロフ) - もっと言うなら神秘の森の再生時にココと鉄平は初対面のような表現をなされましたが神秘の森はセンチュリースープの時に二人は会ってますし神秘の森はセンチュリースープの後の出来事なので二人は初対面ではないはずですが？ (2019年3月7日 1時) (レス) id: 7b0d381317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2018年3月3日 16時
