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ストーリー 8 ○ ページ9

月子side





月子「えっと、その……」




確かに生徒会の仕事には興味がある。



でも、不安がないって言ったら嘘になる。




月子「……私は……」




迷う私に、不知火会長はさっと右手を差し出した。




一樹「絶対に後悔はさせない。
俺を信じてついて来い」




星月学園に入学した時に決めたことがある。
それは、何でも挑戦してみようってことだ。



男子ばかりの学園に入学するからには
かなりの覚悟が必要だった。



幼なじみの存在が後押しをしてくれた。



でも、私はいつまでも守られているだけじゃなくて
ちゃんと自分の足で歩いてみたいと思った。



女の子だけど、女の子だからこそ
この学園で私しか出来ないことをしてみたい。




月子「……分かりました。
私でよければお引き受けします。」




不知火会長の真剣な眼差しに、
いつの間にか私の迷いは吹き飛ばされて……



私は不知火会長の手を取り、自然と頷いていた。



私の手をぎゅっと握りしめると、
不知火会長は満面の笑顔を見せた。




一樹「よし!今日からお前達は俺の右腕だ。
この星月学園をより良くしていくために力を貸してほしい」



月子・颯斗「はい」

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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月1日 17時

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