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ストーリー 19 ○ ページ20

月子side






颯斗「雪……」



月子「えっ……本当だ!
仕事に夢中になってて気づかなかった」




窓の外を見ていた颯斗君がぽつりと呟く。
窓辺に駆け寄ると、
今年一番の雪が校庭に舞い降りていた。




あ「もう、雪が降る季節なんだね……。
あと1ヵ月で今年も終わりだね」



颯斗「そうですね。
今年は特に時が過ぎるのが早かったような
感じがします。
去年1年間も嵐のように過ぎ去りましたけど……」



月子「ふふっ……一樹会長1人でも大変だったけど、
今年は翼君が入ってくれたおかげで
生徒会がパワーアップしたもんね?」



颯斗「僕の悩みは2倍になってしまいましたよ」



あ「それについてはお疲れ様。
私は颯斗に任せて責任放棄してるから、楽だよ」



颯斗「困りますよ、助けてください」



やれやれと肩をすくめる颯斗君だけど、
口元には少し微笑みが浮かんでいた。



舞い降りる雪をぼんやり眺めながら、
初めて生徒会室に足を踏み入れた日のことを
思い出した。



一樹会長の強引な勧誘を受けて
生徒会メンバーになった私だけど、
正直不安でいっぱいだった。



一樹会長の助けを得て、
少しずつ仕事をこなしていけるようにはなったものの、
慣れない事ばかりで、戸惑う事も多くて……



そんな私をいつも優しくフォローしてくれたのが
青空颯斗君と今吉A先輩。



そして、
賑やかな生徒会をさらに賑やかにしてくれたのが、
今年星月学園に入学した1年生、天羽翼君だ。

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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月1日 17時

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