ストーリー 15 ○ ページ16
月子side
扉が開いたと思ったら
入って来たのはA先輩1人だった。
月子「あれ?1人ですか?」
あ「その内帰ってくると思うよ」
颯斗「もしかして置いていかれたのですか?」
あ「ご名答。
……あ、ほら。帰ってきたんじゃない?」
廊下から騒がしい声とドタバタとした足音。
A先輩の言う通り顔を覗かせたのは一樹会長だった。
一樹「お〜い!捕獲してきたぞー!」
??「うぬぬ〜何なんだよ〜離せよ!
俺関係ないだろっっ!」
体育館で名指しされていた男の子が、
一樹会長に首根っこを掴まれ引きずられながら
生徒会室へ入ってきた。
一樹「関係あるんだよ。
今日からお前は生徒会メンバーだ!
さっき俺が決めた。よ〜し、先輩達に挨拶だ!」
??「一体、何のことだよ!俺には関係ない!
俺は部屋に帰って実験の続きするんだ。
こんなところで無駄な時間を過ごしたくない!」
一樹「待て!
俺がこの学園をより良く導いていくには、
お前の発明品が必要だ。力を貸してくれ」
翼「……俺の発明が必要なのか?」
一樹「ああ、お前じゃなくちゃダメだ。
俺のために、お前の発明品の力を貸してほしい。
そのためなら、生徒会の予算をちょっとばかし
発明に使ってもいい」
翼「ぬぬぬ〜発明には費用がかかるし……
……ま、いっか。
そんなに言うなら俺、やってもいいぞ。ぬはは!」
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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月1日 17時