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今日は〇〇した日 srr side ページ5

『 わたし、戻りますね、


返事いらないですから』

なんて言った彼女の顔はとても辛そうで。

無理をして笑っているように見えた。




俺も好きなのにな、







そう思ったら彼女に

やっぱり返事をしなければいけないと思い

必死に彼女を追いかけた。




そして、先程に至る。




「 A、走るの速い ……!」

俺はそう言ってAに向かって汗を拭いながら笑った。


「 俺からも話、あるからさ。



あっちのベンチ座ろ、


なんか飲むやつ奢ったげるからさ 」


Aはこくりと小さく頷いた。


俺は飲み物を二人分買って急いで

ベンチに急いで行った。



「 はい、どうぞ 」


俺はそう言ってAに暖かい飲み物を渡した。


『 ありがとうございます 』


Aは俺からの飲み物を受け取って

寒いからなのかその飲み物を手でぎゅっと握っていた。




'' そろそろかな ''


なんて思った俺は遂に口を開いた。




「 ねぇ、俺もAが好きだった。



だから、Aがよければ付き合ってください。 」


そう言って手を差し出した。

『 …… はい、!』


涙が目に溜まっていてそれを拭った彼女は

小さな両手で俺の手を包み込んだ。









「 なんてこともあったよなー 」


「 へぇ、そんなことがあったんですね〜 」


『 …… もうやだ 』


「 いいじゃんいいじゃん、

比べてAは反抗的になっちゃったよな、

そらるさん悲しい」


そんなこと言って

俺は悲しむような仕草を見せ まふまふは苦笑い。

「 てか、僕惚気聞きに来たわけじゃないんですよー? 」

そう言って俺に笑った。

「 あぁ、そうだったな、なんだっけ?」


「 ここのですねー …… 」

そう言って楽譜を取り出して俺に話をしてきた。


それを見たAは


『 わたし ちゃんと

そらるさんのこと好きだもん』

なんて俺にだけ聞こえるような声で言ってきて

改めて可愛いな なんて。

デレ彼女→←今日は〇〇した日



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志乃(プロフ) - 朱桜よろんさん» わーありがとうございます!!こんな作品にコメントまでして頂いて.......。ご期待に答えられるよう頑張ります!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: bddf466a95 (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - うおおおおお!!!とっても面白いです!!!更新ファイトです!!!待ってます!!! (2018年12月24日 11時) (レス) id: 164fe08ff3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志乃 | 作成日時:2017年4月26日 2時

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