イロトリドリ【短編集】

黄瀬涼太 【モデルの彼氏】２ ページ5

〜放課後〜

貴女「あっ…。帰らないと！じゃあね〜！」

「うん！じゃあね！」

教室から、出て帰ろうとして。

涼太「Aっち！！(ギュッと抱きしめ。)」

貴女「涼太…！？く、苦しい…。」

涼太「ごめんなさいっす…。」

貴女「えっ…？」

涼太「オレは、Aっち…。Aの事が、ファンの人たちよりも"大事"っす！」

貴女「りょう…た。(涙)」

涼太「A？！ ちょっ！泣かないで下さいっす！！Aの涙をハンカチで拭いながら。)」

貴女「わたしも…涼太の事、すっごく大事だよっ！！」

涼太「A…。大好きっすよ！！ずっと一緒っすからね！」

貴女「うん！(そういう時だけカッコいいんだから…。)」

涼太「chu。」

貴女「んっ…////何してるの！？皆が居るのに…////」

涼太「見せ付ければ良いっすよ！」

(ねぇ…そろそろ離してくれない？恥ずかしいから…///)

(良いじゃないっすか、もう少しぐらい。)

(…ったく//見てる此方も、恥ずかしいっつーの///)

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