青のヒヤシンス (ページ30)

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【翔吾side】

翔吾「マネージャーさん！もう少し急げませんか？披露宴12時からなんです。」

仕事は巻で終わったが、問題はこの交通量。
日曜のお昼だからだろうか。明らかに多すぎる。
このままじゃ間に合わない、、、。

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「そんな事言われても道混んでるんだよ。もうちょっと耐えて。あ、それかもうこっから走ってく？もしかしたら走った方がはy.....」

翔吾「降ります！鍵開けてください！」

そう俺は言いさり、会場へとダッシュした。

こんなに走っても息があまり上がらないのは日頃の有酸素トレーニングのおかげなのか、とそんなことを考えながら走っていると思っていたより早く会場に着いた。

スタッフさんに名前を告げ、会場へと入るとそこには

りゅうせい「お～翔吾！やっと来た！」

たくみ「ほんと遅いよ、来ないのかと思ったわ笑」

彼らは高校の同級生のりゅうせいとたくみ。
今はりゅうせいは俳優、たくみは歌手をしている。

2人とも最近はかなり売れているにも関わらず、頑張ってこの日の休みを取ったのだろう。

翔吾「いや～仕事が入っちゃっててさ。でも、流石にまひろの式は外せないだろ？めっちゃ巻で終わらせてもらったわ笑」

そこからはたわいもない会話を続け、まひろとかんなさんの登場を待った。