災厄 ページ2
・
…助けて、
……助けて、
………助けてっ、！！！！！
レ「Aっ、！！」
セ「っ…、！！」
ホ「…間に合わないっ、！」
？「お前の中に眠るそのコア、それを私によこせ」
「くっ、…い、いやっ…！！」
目の前の醜い化け物は
私の首片手で掴み強く力を込める。
比例して、遠のいていく声。
「み、みんな…、」
ずっと一緒って約束したのに…
約束破っちゃって…ごめんなさい。
レ「っ…、！」
？「なっ…、！？」
レ「…受け止めろ！」
ホ「今こっちも手が離せない！」
レ「セイヤ！」
セ「…分かってる」
氷の攻撃により怯んだ化け物の手から
1人の少女が落ちていく。
遠い場所から一筋の光が伸び
その少女を抱きとめた。
？「…小賢しい」
ホ「まったく…ホントに君たちは手荒なやり方なんだから」
レ「…誰からの情報だ、」
？「答えるつもりはない」
セ「…」
？「…今日はここで失礼する。また会おう3人の騎士たちよ」
レ「待てっ、！」
？「…その女が全てを覚えていればな」
ホ「…、？」
・
・
どれくらい眠っているんだろう。
真っ暗で…何も見えない。
私…どうなっちゃうのかな。
？「……ろ、」
え？
誰かの声がする。
？「………い、A」
誰、？
暗闇の中、ハッキリと感じたのは
氷のように冷たい感覚、
それに比例するような暖かい感覚、
そして、真っ暗な闇の中に差した
一筋の光だった。
反動的には私は目を開けた。
？「A、！？」
？「目が覚めたのか、？」
？「落ち着け2人とも。まず諸々数値を測る」
「…」
目が覚めた時
何処にいるのかは…分からなかった。
・
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作者名：みなと | 作成日時：2024年2月20日 22時
