逢いたくて

タクヤさん ページ2

Aside



マコちゃんの粋な計らい？で今日は人生初の合コン。


…ニガテ


人がたくさんいるし、なんだか怖い。




タクヤ「Aちゃんだよね？話さない？」




ああー、逃げ出したい。


A「あはは…。」


タクヤ「もしかして、酔って頭回ってない？外行こうよ。外の空気吸ったらちょっと覚めるかもよ。」



強引だなあ。酔ってないし、ひとくちも飲んでない。でももし逆らっちゃったらどうなるんだろう。怖い。


マコ「行っといで！！ほら！カバン持って！」


A「えっ、でもお会計…」


マコ「明日貰うからいいよ気にしなくて。」


タクヤ「行こっか、Aちゃん。」


「ふーふー！お持ち帰り〜っ！」


「タクヤ程々にな〜笑笑」


あー…人生終わった。早く逃げたい。
自分よりこんなに大きい人怖すぎるよ。


タクヤ「空気がちょっと冷たくて気持ちいいや。」


A「ですね、」


タクヤ「そんな怖がらないでよ、大丈夫だからさ。」


A「…ありがとう、ございます。」


タクヤ「あっ、今から俺ん家来ない？」


A「あっ、えっと、あ、あ、明日早くて、だから早起きしなくちゃだから…タクヤさん家寄ってから帰ってたら遅くなっちゃう…。」


タクヤ「じゃあ泊まっていきなよ、俺が起こしてあげる。」

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